「先生がご高齢のようだったので…」中学受検に受かった子の「作文」、驚きの着眼点【合格アドバイザーが解説】

「先生がご高齢のようだったので…」中学受検に受かった子の「作文」、驚きの着眼点【合格アドバイザーが解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

公立中高一貫校を“受検”しようと本気で思ったら、何をすべきでしょうか? 公立中高一貫校合格アドバイザー・ケイティこと窪田亜実氏の著書『公立中高一貫校合格バイブル』(実務教育出版社)より、「作文対策」の基礎について見ていきましょう。採点者は、作文を通してその子がどれほど真剣に学習に取り組んできたかを読み解きます。合格する作文を書くには、作文対策の“スタートライン”が重要です。

合格の秘訣は「大きな字で作文を書いたこと」?

作文には、その子の人柄や勉強に対する取り組み姿勢が非常によく表れます。ある都立中学の先生は、「作文を見ると、学習に対するその子の熱意がわかります」とまでおっしゃっていました。採点者は、作文を通してその子がどれほど真剣に学習に取り組んできたかを読み解きます。

 

 

読み手がいる以上は、ましてやそれがあこがれの志望校の先生であれば、丁寧な姿勢で、丁寧な字で書くのは当然のことです。以前、とあるママさんが「学校見学をしたときに、国語科の先生がかなりのご高齢だったので、あえて大きな字で作文を書くようにしよう、と子どもと戦略を立てて臨みました。結果的に、それが得点につながったのかも」と笑いながら教えてくれました。これは笑い話ではありますが、私はあながち間違った戦略ではないと考えます。読む先生がパッと見て「読みやすい」と感じる作文を書けるかどうか、そういった気持ちを持って読み手を意識して書けるかどうかです。

 

出所:ケイティ(窪田亜実)著『公立中高一貫校合格バイブル』(実務教育出版社)より
作文は、人柄が伝わるアピール材料 出所:ケイティ(窪田亜実)著『公立中高一貫校合格バイブル』(実務教育出版社)より

 

しかし、残念ながら「とにかく埋めればいい」「面倒だからサッサと終わらせたい」という気持ちが、雑な文字からにじみ出ている作文があまりに多くあります。まずは、表面的なところ(技術面や取り組む姿勢)をきちんと仕上げましょう。また、同じミスは何度もくり返しがちなので、一度でも間違ったものはメモにして机の前に貼っておいたり、本番当日に持っていく「御守ノート」にストックしたり、表面的なミスをなくす工夫も大切です。

 

作文の深さや内容はさておき、書くことに抵抗がなく、ミスがない文章を書くことができれば、作文はスタートラインに立ったと言えます。ここまできたら、内容を深めるステップに入りましょう。「作文がミスなく書ける」と「深い作文が書ける」というのは別問題です。「解答例のような作文を書けないと!」と焦っていきなり完成形を目指すのではなく、習慣と技術面の完成と、内容面の深掘りは、切り分けて対策するようにしてくださいね。

 

<ポイント>
作文は一気に仕上げようとしない。書くのが嫌いではないこと、そして書き上げたものにミスがなく雑でないこと、これが作文のスタートライン

 

 

ケイティ(窪田 亜実)

公立中高一貫校合格アドバイザー

 

 

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