(※写真はイメージです/PIXTA)

アメリカの住みたい街ランキングでは、毎年10位以内にランクインするシアトル。「そろそろ観光や移住を…」と考えている方に向けて、シアトルで不動産リアルターとして活躍している女性・森田さんから「シアトルの魅力」を紹介してもらいました。案内人はアメリカ不動産コンサルティングを展開する村上年範氏です。

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「州税なし」で優雅な生活…自然溢れるシアトル暮らし

村上年範(以降、村上) ここではシアトル在住の森田さんから、シアトルの魅力を余すことなく語っていただきます。森田さんはニューヨークからシアトルに移住しており、全米の中から「住みやすさ」「物価」などを考慮し選び抜いたほど、シアトルが大好きな方です。

 

それでは森田さん、まずはシアトルの住みやすさ・特徴について教えてください。

 

森田 数えきれないくらいありますが、3つに絞ってお話していきます。

 

1つ目は、緑が多くて町がとても綺麗なことです。住宅街も公園も、きれいに整っているところが本当に魅力的だと思います。全米でもシアトルは「住みたい街トップ10」に毎年必ず含まれているくらい人気の町なんです。

 

そして湖が多いので、アウトドアが好きな人はヨットやボードなどの遊びを楽しめます。

 

2つ目は、所得税がないことです。アメリカではそれぞれの州でインカムタックスが課されます。シアトルはワシントン州。所得税がなく、連邦だけに支払えばよいシステムです。カリフォルニアやニューヨークなどのビッグシティに比べると魅力的だなと思っています。

 

村上 連邦税というのは国に納める税金ですね。その他に州税というものがあり、ニューヨークやカリフォルニアなどではそれなりに高く設定されているんです。

 

それがワシントン州にはない。もちろん国には21%の税金を払うのですが、州税がないというのは大きいですよね。

 

森田 3つ目はロケーションです。シアトルから日本へ行くには、飛行機で大体9時間。帰りが10時間半です。

 

村上 アメリカ本土のなかでは日本と一番近いってことですね。ハワイと(地図で見るほどは)そこまで変わらないってことですよね、フライトの時間は。

 

森田 そうなんです。そして北はバンクーバー、南はオレゴンのポートランドまで車で3時間もあれば行けちゃうぐらいの距離なんですね。私はいろんな州に遊びに行くのが好きなので、ロケーション的にもすごく魅力的だなと思います。

 

村上 森田さん、でも……寒いじゃないですか!?

 

森田 みんな寒い寒いって言うんですが、わたしは東京の方が寒いんじゃないかって思うことが多々あります(笑)

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