FX初心者に始め方を紹介する記事です。FXの口座開設から取引までの流れを詳しくお伝えします。FXで稼ぐための仕組みや初心者に最適な利益の出しやすい取引方法、オススメのFX会社を正しく理解して、安全にFXを始めたい人必見の記事です!
初心者のわからないをマルっと解決!FXで稼ぐ方法と取引例6step

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「FXで初心者がトレードする最適な方法は?」
「FX口座の開設方法は?」
「初心者でもFXを失敗せずに始める方法を知りたい!」

FXに興味があっても、何から準備すればいいかわからないですよね。

 

9年前始めた株式取引を皮切りに、今までにFXと合わせて11社の口座で運用してきました。

口座開設は取引の第一歩、事前の準備が大切です。

 

今回はこれからFXを始める方が全体の流れをイメージできるように、稼ぎ方から取引方法までを具体的に説明しています。

 

この記事を読めば、投資経験が全くない人でもFXの仕組みが理解できますよ。

 

初心者におすすめのFX会社や口座開設方法も解説しますので、失敗しないためにもぜひ参考にしてくださいね。

 

この記事でわかること
・FXで利益がでる2つの仕組み
・FXで稼ぐための取引方法
・初心者が失敗しないFX会社の選び方

 

FXとは
為替差益
金利差益(スワップポイント)
買いトレードと売りトレード
買いから始める取引方法
売りから始める取引方法
FXのトレード方法と流れ
①相場を分析する
②新規注文を入れる
③決済注文を入れる
ロスカット(強制決済)を迫られる場合も
FXを始める方法と必要なもの
FX口座の開設申し込み
FX会社の審査を待つ
FX口座に入金する資金
FX会社の選び方
①ツールが使いやすいFX会社を選ぶ
②スプレッドが狭いFX会社を選ぶ
③国内のFX会社を利用する
FX口座は2社以上の開設申し込みがオススメ
FX初心者におすすめの会社3選
FXの基礎用語
レバレッジ
スプレッド
スワップポイント
FX初心者にオススメの取引方法6step
資金10万円を用意しよう
小ロットで取引を始めよう
長期トレンドをみて順張りで新規注文しよう
分析した時間軸に合わせてポジションをもってみよう
ポジションを持ったら決済注文を入れよう
取引を振り返る
まとめ

FXとは

FXとはForeign Exchange」の略で、日本語では外国為替証拠金取引といいます。

 

ドルや円、ユーロなどの通貨を取引して利益を狙う投資だな。

 

FXでは「為替差益」「金利差益」の2種類の稼ぎ方があります。

 

それぞれの稼ぎ方について詳しく解説します。

 

為替差益

為替差益とは

 

為替差益とは、通貨の値動きを利用して稼ぐ方法です。

 

たとえば、米ドル/円を100円の時に買い110円まで上がった時に売れば、差額の10円が利益になります。

 

FXでは売ってから買い戻すこともできるので、先に米ドル/円を100円の時に売って90円まで下がった時に買い戻しても、同様に差額の10円が利益になります。

 

為替差益は、買った(売った)レートと決済したレートの値幅が大きいほど、利益が大きくなるのが特徴です。

 

金利差益(スワップポイント)

スワップポイントとは

 

金利差益とは、2国間の通貨の金利差を利用して稼ぐ方法です。

 

2国間の金利差により、毎日もらえる金利をスワップポイントといいます。

 

金利の高い通貨を買い金利の低い通貨を売れば、その分のスワップポイント(金利)がもらえる仕組みです。

 

為替差益よりも狙える利益は小さいですが、外貨預金と比べると格安のコストでコツコツと利益を積み上げられるのが特徴です。

買いトレードと売りトレード

FXは買いでも売りでも利益を狙える

 

FXが稼ぎやすい理由の1つが、買いと売りの両方からトレードを始められる点です。

 

何かを売買して利益を得るには「安く買って、高く売る(買いトレード)」がイメージしやすいですよね。

 

ですが、FXでは「高く売って、安く買う(売りトレード)」でも利益を得られます。

 

相場の上昇・下降のどちらでも利益を狙えるので、景気が悪くなる局面でも利益を狙えるのが特徴です。

 

「買い」「売り」それぞれのトレードを詳しく見ていきましょう。

 

買いから始める取引方法

「買いトレード」とは買いから始める取引方法です。

 

レートが上がるのを予想して通貨を買うトレードで、買いポジションを持つことをロングポジションと言います。

 

SNSや掲示板ではロングを「L」と省略するぞ。

「米ドル/円 113.2L」は「米ドル/円を113.2円で買って、ロングポジションを持った」という意味だな。

 

レートが低い時に買って、上がった時に売れば利益が出ます。逆に、買ったレートよりも下がった時に売ってしまうと損失が発生します。

 

たとえば、米ドル/円が100円の時に買って110円の時に決済すれば10円の利益。90円の時に決済すると10円の損失です。

 

売りから始める取引方法

売りから始める取引

 

「売りトレード」とは売りから始める取引方法です。

 

レートが下がるのを予想して通貨を売るトレードで、売りポジションを持つことをショートポジションと言います。

 

こちらはショートを略して「S」。

「米ドル/円 115.6S」なら「米ドル/円を115.6円で売り、ショートポジションを持った」という意味だ。

 

売りトレードはレートが高い時に売って、レートが低い時に買い戻せば利益が出ます。

 

取引に慣れるまでは、売ってから買い戻すのが少しイメージしにくいかもしれませんね。

 

たとえば、友達から借りた本を1000円で売り、後日800円で本を買い戻して友達に返せば200円の利益が出るのと同じ仕組みだな。

FXのトレード方法と流れ

FXのトレードの流れを確認

 

「買い」と「売り」の両方から利益を狙えるFX。

 

実際のトレードの流れはたった3ステップです。

 

①相場を分析する
②新規注文を入れる
③決済注文を入れる

 

それぞれのステップを詳しく説明します。

 

①相場を分析する

相場の先行きを予想する

 

まずは相場を分析して、レートが進む方向(トレンド)を予想します。

 

トレンドに逆らうトレードは利益が伸ばしにくいので、初心者にはトレンドに乗る取引(順張り)がおすすめです。

 

FXの順張りイメージ

 

相場分析には大きく2種類あり、過去の値動きから先行きを予想する「テクニカル分析」と、経済状況から見通しを立てる「ファンダメンタルズ分析」を利用します。

 

全ての分析方法を覚える必要はないので、色々な手法の中から自分にとって使いやすい手法を見つけていきましょう。

 

相場に合わせた分析の組み合わせを考えるのも、FXの醍醐味のひとつだな。

とはいえ、最初から自分の分析に自信を持つのは難しい。

分析ツールを使えば、初心者でも見通しを一目で確認できるぞ。

 

 

あわせて読みたい:【目的別おすすめFXツール9選】選び方のポイントと注意点も解説!

 

②新規注文を入れる

まずは指値注文を使ってみよう

 

相場を分析を済ませたら、新規注文を入れてみましょう。

 

新規注文には、今のレートで取引する「成行注文」と、指定したレートで取引する「指値注文」があります。

 

「成行」と「指値」どちらがおすすめですか?

 

指値注文を使いこなせば、より有利なレートでトレードできるようになるぞ。

利確にも損切りにも使うので、マスターしておこう!

 

 

あわせて読みたい:【FXの指値注文とは?】利益が増える活用法と損をしないコツ

 

③決済注文を入れる

新規注文を入れてポジションを保有できたら決済注文を入れてみましょう。

 

決済注文も複数ありますが、その中でもOCO(オーシーオー)注文がおすすめです。

 

OCO注文は2つの価格で同時に注文を出せるので、利確と損切りを同時に注文できます。

 

ポジションを持ったらすぐにOCO注文を入れておけば、決済タイミングを逃さずに済みますよ。

 

OCO注文とは

 

OCO注文とは
OCO注文は2つの注文で構成されており、新規・決済のどちらでも使えます。

特に決済においては利確と損切りを同時に設定できるため、リスクコントロールを行ううえで非常に有効です。

 

 

あわせて読みたい:【OCO注文とは】利確・損切りを同時に発注!4つの活用方法と注意点

 

ロスカット(強制決済)を迫られる場合も

FXのロスカットとは

 

少ない証拠金で大きな資産を運用できるFX。ゆとりを持って運用するには、証拠金維持率の確認が大切です。

 

もしも損失が膨らんで一定の証拠金維持率を割り込むと、ロスカット(強制決済)されるので注意しましょう。

 

特に初心者のうちは証拠金維持率が250%を下回らないように資金管理を徹底するのがおすすめです。

 

証拠金維持率が高ければ、いろんなポジションを取れてトレードの戦略が広がるので、ゆとりを持った運用を心がけてくださいね。

 

FX会社によってロスカットされる基準が違うから取引前に確認しておくといいわよ。

ロスカット前に通知されるマージンコールがきたら要注意よ!

 

 

あわせて読みたい:【図解】マージンコールとは?FX初心者にもわかりやすく5分で徹底解説

 

 

FX会社のロスカット比率 一覧

 

ロスカット比率 比較 証拠金維持率
松井証券 50%~
GMOクリック証券 50%
DMM FX 50%
SBI FXトレード 50%
GMO外貨 50%
外為どっとコム 100%
LINE証券 100%
みんなのFX 100%
LIGHT FX 100%
マネーパートナーズ 40%
外為オンライン 100%
FXプライム byGMO 80%
ヒロセ通商 100%
FXブロードネット 100%
auカブコムFX 75%
JFX 100%
FXTF 100%
インヴァスト証券 マイメイト 100%
アイネット証券 100%
マネースクエア 100%
セントラル短資FX 100%
ひまわり証券 100%

*広告を含む場合があります。

 

FXを始める方法と必要なもの

FXを始めるのには本人確認が必要

 

FXをはじめるのに必要な書類は準備できていますか?

 

口座開設後に取引を始めるにはマイナンバーの確認が必要なので、用意しておきましょう。

 

申し込みをしてから慌てないように、これから手順を解説しますね。

 

・FX口座の開設申し込み
・FX会社の審査を待つ(最短即日~3日程度)
・運用する資金の入金

 

FX口座の開設申し込み

まずは取引するための口座の準備です。

 

新規口座の開設はFX会社の公式HPからネットで申し込みできます。

 

申し込みは住所や連絡先などを記入するだけなので5分とかかりません。

 

申し込み内容と本人確認書類の情報が違うと、審査に落ちる可能性があるので注意してくださいね。

 

お手持ちのスマホから申し込みをすれば、カメラで本人確認ができるので申し込みがスムーズに終わりますよ。

 

【本人が確認できる書類】
・運転免許証 ・マイナンバーカード ・住民基本台帳カード ・各種健康保険証/共済組合員証 ・パスポート ・住民票の写し など

 

FX会社の審査を待つ

口座開設の申し込みを終えると、FX会社で審査が行われます。

 

審査にかかる期間は本人確認の方法で変わります。

 

ネットで本人確認すると最短即日~3日程度、郵送の場合で3~5日程度が目安です。

 

申し込み時の込み具合にもよるので、焦らずに結果を待っていましょう。

 

はじめてのFX口座は水曜日の夜にスマホから申し込んで、金曜日の朝に口座開設のお知らせメールが来ました。

 

待ち時間を利用して、デモ口座で取引を練習しておくと本番でも操作ミスを防げますよ。

 

FX口座に入金する資金

FX取引に使う資金を銀行口座からFX口座に入金しましょう。

 

FX口座への入金は24時間手数料無料のインターネットバンキングの利用が便利です。

 

1点だけ注意したいのが、本人以外の名義からの入金はNGです。

 

たとえ家族名義の銀行口座からでも入金は認めらないので気を付けてくださいね。

FX会社の選び方

FX会社の選び方

 

FXを始めるならどこの会社で取引しても一緒だと思っていませんか?

 

実はFX会社ごとに手数料やツールに違いがあるため、自分に合った会社を選びが大切です。

 

私はFXや証券口座を合わせて11の口座を開設してきました。

手数料やツールで口座をお得に使い分けていますよ。

 

ここからは初心者が失敗しないためのFX会社選びのポイントを解説していきますね。

 

・ツールの性能
・スプレッドの狭さ
・国内のFX会社

 

①ツールが使いやすいFX会社を選ぶ

1つ目のポイントはツールの使いやすさです。

 

取引のしやすさはもちろん、多くのテクニカル分析が盛り込まれた多機能な分析ツールが初心者にはおすすめです。

 

また、自分の分析に自信が持てないときには、外為どっとコム「ぴたんこテクニカル」のような未来予想をサポートするツールもあります。

 

 

 

まずは初心者でも使いやすいツールがある会社を選ぶのが1つのポイントです。

 

 

あわせて読みたい:【目的別おすすめFXツール9選】選び方のポイントと注意点も解説!

 

②スプレッドが狭いFX会社を選ぶ

FXのスプレッドとは

 

2つ目のポイントはスプレッド(手数料)の狭さです。

 

スプレッドは取引にかかる実質的な手数料。取引する量や回数が増えるほどコストはかさみます。

 

1回のコストに差はなくても、年間で比べると大きい違いよ。

0.2銭と1.0銭で1年間トレードしたときのコストを比べてみましょう。

 

 

スプレッド
0.2銭

スプレッド
1.0銭

1日
5回取引

100円

500円

1か月
100回取引

2,000円

10,000円

1年
1,200回取引

24,000円

120,000円

※ 1回あたりの取引量を1万通貨として計算

 

0.2銭と1.0銭では1年間取引をすると支払うコストは96,000円も変わります

 

FX会社で設定されるスプレッドの幅は違うので、取引コストのかからないFX会社選びが重要です。

 

国内22社 スプレッド比較一覧表

スプレッド比較 米ドル/円 ユーロ/円 ポンド/円 豪ドル/円 ユーロ/米ドル ポンド/米ドル 豪ドル/米ドル トルコリラ/円 メキシコペソ/円 南アフリカランド/円
松井証券 0.2 0.5 1.1 0.7 0.4 1.0 0.9 2.9 0.3 1.0
GMOクリック証券 0.2 0.4 0.9 0.5 0.3 1.0 0.4 原則固定対象外 0.2 0.9
DMM FX 0.2 0.4 0.9 0.5 0.3 1.0 0.4 - 0.2 1.0
SBI FXトレード 0.18 0.48 0.88 0.58 0.38 0.90 0.80 1.58 0.18 0.88
GMO外貨 0.2 0.4 0.9 0.5 0.3 1.0 0.4 3.0 0.2 1.3
外為どっとコム 0.2 0.4 0.9 0.5 0.3 1.0 0.6 1.6 0.2 0.3
みんなのFX 0.2 0.4 0.9 0.6 0.3 0.8 0.8 1.6 0.3 0.9
LIGHT FX 0.2 0.4 0.9 0.6 0.3 0.8 0.8 1.6 0.3 0.9
マネパ 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0.5 0.3 0.9 0.0 0.1
外為オンライン 1.0 2.0 4.0 3.0 1.0 3.0 2.0 6.0 1.0 15.0
ヒロセ通商 0.2 0.4 0.9 0.5 0.3 0.6 0.4 1.6 0.2 0.8
IG証券 0.2 0.5 1.0 0.7 0.4 0.9 0.6 1.7 0.3 1.0
FXブロードネット 0.2 0.5 1.0 0.6 0.3 2.9 1.9 - - 16.4
auカブコムFX 0.2 0.5 1.0 0.6 0.4 1.0 1.8 掲示休止中 0.3 3.0
JFX 0.2 0.4 0.9 0.5 0.3 0.6 0.4 1.6 0.2 0.8
FXTF 0.2 0.4 0.6 0.5 0.3 0.7 0.6 - 0.3 0.9
インヴァスト証券 マイメイト 変動制 変動制 変動制 変動制 変動制 変動制 変動制 - - 変動制
アイネット証券 0.7 1.4 2.0 1.5 0.7 1.4 1.0 - - 15.0
LINE証券 0.2 0.4 1.0 0.7 0.4 1.0 0.9 掲示休止中 0.2 0.9
マネースクエア 変動制 変動制 変動制 変動制 変動制 変動制 変動制 変動制 変動制 変動制
セントラル短資FX 0.2 0.4 0.6 0.4 0.2 0.6 0.4 8.0 0.4 0.3
ひまわり証券 1.0 3.0 5.0 4.0 2.0 3.0 3.0 - - 4.0

更新日:2024年4月9日。対円通貨ペアの単位は銭、対円以外通貨の単位はpips。

*GMOクリック証券のスプレッドは原則固定(例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
*外為どっとコムは原則固定(例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。

*マネーパートナーズのスプレッドは原則固定(例外あり)米ドル/円は5万通貨まで、ユーロ/円、豪ドル/円は1万通貨まで、ポンド/円は5,000通貨まで、メキシコペソ円は3万通貨までのスプレッド。(9:00〜27:00) ユーロ/米ドル、ポンド/米ドルは1万通貨まで、トルコリラ/円、南アランド/円は3万通貨までのスプレッド。詳細は公式HPをご確認ください。

 

 

あわせて読みたい:FXのスプレッドは手数料!22社比較と失敗から学ぶコスト節約術

 

③国内のFX会社を利用する

安心して取引できるのは国内業者

 

海外業者でのFX取引はおすすめできません。

 

特に金融庁に未登録の海外業者は国内の規制を無視した営業をしており、トレーダーを保護する仕組みに欠けています。

 

海外業者が倒産した場合に預けていたお金が出金できないトラブルが起きても、日本語でサポートが受けられるとは限りません。

 

自分の大切な資産を預けるのですから、金融庁に認められた国内業者で不安のないトレードをしましょう。

 

あわせて読みたい:信託保全とは?分別管理とどう違う?海外FXと違って補償の上限無し

 

FX口座は2社以上の開設申し込みがオススメ

複数口座での分析がおすすめ

 

本格的にFXを始めるなら口座は2つ以上持っておくのがオススメです。

 

なぜなら、FX会社によって特徴に差があるので、使い分けが必要になってくるからです。

 

たとえば低スプレッドや高スワップポイント、自動売買ツールの提供など、それぞれのFX会社には得意な分野(サービス)があります。

 

それぞれのFX会社の良いとこ取りができれば、トレードを有利に進められますよ。

 

口座を作るのはノーリスク。複数口座を使い分けるのは賢い選択だぞ。

FX初心者におすすめの会社3選

ここまで紹介してきたとおり、FX会社によって特徴はさまざまです。

 

20社を超える中から、初心者がはじめて取引するパートナーとして最適なFX会社を3つに厳選しました。

 

これから紹介する国内3社はツールや手数料はもちろん、短期投資にも長期投資でもバランスよく使える総合力の高いFX会社です。

 

メイン口座として間違いなく頼りになる御三家なので、迷ったらこの3社からパートナーを選んでくださいね。

 

取引コストが安く、分析機能が使いやすい「GMOクリック証券」

GMOクリック証券
 
スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円

0.2銭

0.4銭 0.9銭
取引単位 スワップ キャッシュバック
1000通貨 最大550,000円

スプレッドは原則固定(※例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
南アフリカランド/円とメキシコペソ/円の取引単位は10,000通貨単位

 

・初心者も上級者も持ってて間違いなしの口座
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実

 

スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!

 

初心者から上級者が使っているFX会社だ。

 

初心者からプロまで、GMOクリック証券が一番おすすめ!

 

 

 

100円からできるFX「松井証券」

松井証券
スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円
0.2銭 0.5銭 1.1銭
取引単位 スワップ キャッシュバック
1通貨
マイナススワップが大きい
最大100万円

スプレッドは原則固定(※例外あり)
 

1通貨(ドル円なら5円)からFXの取引が可能
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・初心者向けセミナー動画が充実

 

最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1通貨(ドル/円なら5円)から取引が可能!

 

レバレッジ1倍なら100円、25倍なら5円という少額で取引ができるのが最大の特徴よ。

 

少額から取引ができるので大損するリスクが無く、初心者でも安心して取引ができるわ。

 

 

 

低スプレッド・高スワップ!「GMO外貨」

GMO外貨

 

スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円
0.2銭 0.4銭 0.8銭
取引単位 スワップ キャッシュバック
1000通貨
マイナススワップが大きい
最大550,000円

スプレッドは原則固定(※例外あり)
*キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。

1000通貨(ドル円なら5千円)からFXの取引が可能
・トルコリラなどの高金利通貨のスワップが高く、スワップ狙いの取引に最適
・スマホの取引ツールが使いやすいことで有名

 

最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1000通貨(ドル/円なら5千円)から取引が可能!

 

スプレッドが安く、高スワップなので短期から中長期まで対応できる万能型のFX会社よ。

 

高機能の分析ツールが有名で、スマホでのツールも使いやすく人気の高いFX会社。

 

 

FXの基礎用語

FXの基礎を学ぼう

 

FXをこれから始めるとなると、今まで聞き慣れなかった言葉がでてきますよね。

 

トレード前に、まずはFXでよく使う3つの基礎用語を理解しておきましょう。

 

・レバレッジ
・スプレッド
・スワップポイント

 

それぞれの基礎用語を1つずつ解説します。

 

レバレッジ

レバレッジの例

 

レバレッジとは預けた資金に対して最大25倍の金額が運用できる仕組みです。

 

レバレッジがあるので少額から効率のよい運用ができるのがFXの魅力の1つと言えます。

 

例えば、1万円の証拠金で25万円の運用ができるので、少額でも大きな利益が狙えます。

 

ただし、高いレバレッジでの運用は損失も大きくなるので注意が必要です。

 

初心者のうちはレバレッジ3倍程度に抑えて取引に慣れよう。

ロスカットされない取引の目安の証拠金維持率は250%以上。

この証拠金の水準を保つには、取引に慣れてもレバレッジは10倍までにするんだぞ。

 

スプレッド

FXのスプレッドとは

 

スプレッドとは、通貨ペアの売値(BID)と買値(ASK)の差です。

 

取引をスムーズにするために必要なスプレッドですが、トレーダーが実質的に負担する手数料にあたります。

 

例えば、売値は108.025、買値は108.030の場合、0.005円(0.5銭)の差額がスプレッドです。

 

取引する量や回数が増えるほど、トレーダーが負担するコストが大きくなるので気をつけなければなりません。

 

 

特に数秒~数分で取引を繰り返す「スキャルピング」は取引回数が多くなるからスプレッドの影響が大きいわ。

かかるコストは取引手法で変わるのを覚えておいてね。

 

 

あわせて読みたい:FXのスプレッドは手数料!22社比較と失敗から学ぶコスト節約術

 

スワップポイント

FXのスワップポイントで利息を貰う

 

スワップポイントとは2国間の金利差の調整です。

 

スワップポイントがプラスなら毎日利益が発生し、反対にマイナスなら調整分を支払わなければなりません。

 

金利差が大きい通貨ほど貰えるスワップポイントも増えます。たとえば10万メキシコペソを円で買うと1日81円のスワップポイントが貰えます。(2022年1月24時点)

 

毎日コツコツと利益が積みあがるのがスワップポイントの魅力です。

 

 

あわせて読みたい:【2022春】スワップポイント13社比較!平均値で比べてわかる事実があった

 

高金利通貨の見通しをチェック
トルコリラ
メキシコペソ

南アフリカランド

FX初心者にオススメの取引方法6step

おすすめ取引方法紹介

 

ここからはFX初心者が最初の一歩を踏み出せるように、おすすめの取引方法を紹介します。

 

・資金10万円を用意しよう
・小ロットで取引を始めよう
・長期トレンドで順張りで新規注文をしよう
・分析した時間軸に合わせてポジションをもってみよう
・ポジションを持ったら決済注文を入れよう
・取引を振り返る

 

資金10万円を用意しよう

資金は少なくとも10万円を用意しましょう。

 

なぜなら、米ドル/円を1万通貨売買するには、レバレッジ25倍でも46,000千円程度の証拠金が必要になるからです。

 

必要最低証拠金一覧表


レバレッジを限界までかけて必要証拠金ぎりぎりで運用してしまうとロスカットされやすくなります。

 

1万通貨で運用するなら最低でも10万円、レバレッジ3倍程度で運用するなら30万円は用意しておきましょう。

 

FX会社によって、通貨の最低取引単位が違うぞ。

1,000通貨単位ではじめるなら、用意する資金も10分の1で済むぞ。

 

少額取引対応 FX会社一覧

少額取引 最低取引単位 必要資金
(レバレッジ1倍)
必要資金
(レバレッジ25倍)
スプレッド
(米ドル/円  単位:銭)
松井証券 1 130円 5.2円 0.2 ※1
SBI FXトレード 1 130円 5.2円 0.18/0.20 ※2
マネーパートナーズ 100 1.3万円 520円 0.0 ※4
GMOクリック証券 1,000 ※5 13万円 5,200円 0.2 ※1
GMO外貨 1,000 13万円 5,200円 0.2 ※5
外為どっとコム 1,000 13万円 5,200円 0.2 ※1
みんなのFX 1,000 13万円 5,200円 0.2 ※1
LIGHT FX 1,000 13万円 5,200円 0.2 ※1
楽天証券 1,000 13万円 5,200円 - ※5
ヒロセ通商 1,000 13万円 5,200円 0.2 ※1
auカブコムFX 1,000 13万円 5,200円 0.4 ※5
外為オンライン 1,000 13万円 5,200円 1.0 ※1
FXブロードネット 1,000 13万円

5,200円

0.2 ※1
JFX 1,000 13万円 5,200円 0.2 ※1
FXTF 1,000 13万円 5,200円 0.1 ※1
アイネット証券 1,000 13万円 5,200円 0.7~1.8
ひまわり証券 1,000 13万円 5,200円 1.0 ※1
セントラル短資FX 1,000 13万円 5,200円 0.2
マネースクエア 1,000 13万円 5,200円 変動制
Forex.com 1,000 約100円(10pipsのノックアウトオプション) 0.9
IG証券 1,000 約100円(10pipsのノックアウトオプション) 変動制

2023年1月18日のレート、1ドル130円と仮定
※1 原則固定(例外あり)
※2 100万通貨までは0.18銭、300万通までは0.20銭
※3 10万通貨以下、午前9時~翌午前4時までの場合
※4 1万通貨までは0.0銭
※5 南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位
※6 固定対象外
※広告を含む場合があります。

 

 

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小ロットで取引を始めよう

最初は取引量を抑えて始めましょう。

 

FXの取引に慣れていないうちに大きなロットで取引すると、失敗したときの損失も大きくなってしまうからです。

 

【米ドル/円が0.5円動いたパターン】
1万通貨 × 0.5 = 5,000円の損失(利益)
5万通貨 × 0.5 = 25,000円の損失(利益)

 

取引量が増えると、それだけ利益も損失も大きくなります。

 

自分が許せるリスクを肌で感じるためにも、最初は少ないロット数で取引を始めましょう。

 

値動きが気になって仕事や遊びに集中できないのは本末転倒。

枕を高くして眠れるように、取引量をコントロールするんだぞ。

 

 

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長期トレンドをみて順張りで新規注文しよう

長期トレンドを見て順張りでトレードしよう

 

まずは長期での値動きの傾向(トレンド)に合わせて取引をしてみましょう。

 

なぜなら、トレンドに合わせて取引する順張りは利益を伸ばしやすいからです。

 

トレンドを分析するには、1週間単位での値動き(週足)から徐々に短期間の値動きに目線を移していきましょう。

 

短時間のトレードだとしても、全体の流れを掴むのが大切です。木を見て森を見ずにならないようにしっかり全体を見渡してくださいね。

 

私はトレードの前に週足、日足、4時間足、1時間足、15分足と順番に目線を落として分析しています。

全体のトレンドが同じ方向を向いていると、強気にトレードできますね。

時間ごとのトレンドがバラバラだと、チャンスを待つことが多いです。

 

分析した時間軸に合わせてポジションをもってみよう

分析した時間軸で取引をしよう

 

取引に大切なのは分析した時間軸に合わせてポジションを持つ時間を決めることです。

 

15分足で分析してその後の数時間トレンドがでるとシナリオを描いたのなら、その時間は見守ってみましょう。

 

特によくある失敗が、短期目線で取引していたのに、予想が外れたとたんに目線を長期取引に切り替えてしまうパターンです。

 

もちろん慣れない内は大きく予想を外す可能性もあるので、損切注文も忘れず入れておくようにしましょうね。

 

ポジションを持ったら決済注文を入れよう

ポジションを持ったら決済注文を入れよう

 

ポジションを持った時点で決済注文を入れておきましょう。

 

前述したOCO注文が利確と損切りを同時に注文できるのでおすすめです。

 

目安として、損失は運用資金の2%までに留めましょう。10万円の資金でトレードをはじめたのなら1回のトレードで許せる最大損失は2千円までです。

 

利益は想定している損失よりも大きく狙い、損小利大のトレードを目指しましょう。

 

損切りを2%までに抑える以外にも気を付けることはありますか?

 

もしも連敗してひと月に6%を超える損失がでたなら、一度取引を休んで仕切りなおそう。

期間を開けて分析に誤りが無かったか見直すのも大切だぞ。

 

取引を振り返る

取引が終わったら振り返りましょう。

 

勝ちパターンと負けパターンを把握すれば、次の取引での利益に繋がります。

 

特に損失が出たパターンを避けることができれば、効率的にお金を増やしていけます。

 

勝っているときはサボりがちですが、自分の取引に自信がつくので定期的に振り返ってくださいね。

 

まとめ

今回はFX初心者向けに具体的な取引の仕方を解説してきましたがイメージできましたでしょうか?

 

興味がわきましたら、FX口座を開いて実際に取引にチャレンジしてみてくださいね。

 

この記事を読み返えせば、FXの口座開設方法や初心者にオススメの取引方法がわかり、安全にFX取引を始められますよ。

 

では、もう一度この記事の内容をおさらいしましょう。

 

・FXは為替差益金利差益の2種類の稼ぎ方がある
相場を分析して根拠をもって取引する
・失敗しない口座選びポイントは「ツール」「スプレッド」「最低取引単位」
・海外のFX業者はNG! 国内業者で取引する(おすすめ口座はこちら
・最低でも10万円程度を用意して小ロットで始めよう。

 

FXは覚えることが多いので最初は苦労するかもしれません。

 

誰だって最初は初心者です。

最初は少額ではじめて、自分のペースでステップアップしていきましょう!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

参考元