(※写真はイメージです/PIXTA)

「ほとんどやることがない」。仮想通貨で日給300万円もの稼ぎを生み出しているrichmanbtc(リッチマンビーティーシー)氏。自ら〝投資〟ではなく〝投機〟と宣言するその手法は、AIの機械学習に基づいたbotの生成にあった。過去の膨大なデータを使って投資戦略の有効性を確認し、でき上がったプログラム=botを、仮想通貨取引所のシステムに載せて自動で運用させる。……って、どういうこと? というかrichmanbtcって誰? 書籍『日給300万円のSS級トレーダーが明かす botterのリアル』より、一つずつ追っていこう。

肯定派と否定派の舌戦激しい「仮想通貨」を選ぶ理由

■なぜビットコインを取引するのか

 

私はbotを使って専らビットコインを取引しています。もちろん、他の仮想通貨や為替(FX)でもいいですし、少し複雑なシステムが必要になりますが株もbotで取引できます。しかし、全部試してみた上で、ビットコインが圧倒的にbot取引との相性が良く、桁違いに儲かりやすいという結論に至りました。

 

数年前から世間ではビットコインの可能性に関する議論が、あちこちで熱く語られています。「仮想通貨は国境を超えたお金になる!」「いやいや信用の裏付けのない仮想通貨に価値はない!」等々。

 

ビットコインが急騰すれば肯定派が「新しい時代の幕開けだ」と色めき立ち、暴落すれば否定派が17世紀オランダのチューリップ・バブルを引き合いに出して「だから言わんこっちゃない」と呆れ返る。ここ数年、ビットコインの価格が上がったり下がったりするたびに、こうした議論が繰り返されてきました。

 

私自身も、ビットコインの実用性や将来性について、いろいろと思うところはあります。botを作るために日々考えを巡らせ、いろいろな情報源にあたっているのですから、興味がないわけがありません。PlanBが提唱するS2F(Stock-to-Flow)モデルによると「ビットコインは2025年に1BTC=1億円に到達する」という説があり、個人的には期待しています。

 

ですが、botter(botを駆使して仮想通貨で稼ぐトレーダー)として言うなら、もしビットコインが値下がりしてしまっても、まったく関係ありません。なぜなら、botterがやっているのは〝投資〟ではなく〝投機〟だからです。

「価格が乱高下することはメリットでしかない」のワケ

事実として、日本におけるビットコインの保有や売買は合法です。2021年に入ってから世界の月間取引高はコンスタントに10兆円を超えていて、5月には約20兆円に達しました。

 

株式や為替とは比べれば小さな市場ですが、参加者の数を考えれば必要にして十分です。マーケットで扱われる投資商品は何でもそうですが、参加者が多く活発に取引されるからこそ、安心して大きな資金を入れられるのです。

 

普通であれば大きな資金が入るほど価格は安定的になり値動きは穏やかになるものですが、ビットコインはこれだけのボリュームがありながら価格の乱高下が激しく、1月に1BTC=約330万円だったのが4月には685万円まで値上がりし、6月には355万円まで値下がりしました。

 

ビットコインをガチホ(ガチでホールド=持ち続けること)している人にとっては気が気でないかもしれませんが、botには感情はなく上げると見れば即座に買い/下げると見れば容赦なく売って淡々と利益を上げ続けるので、価格が乱高下することはメリットでしかありません。

 

とはいえ、長期的には上昇している方がbotterとしてもやりやすくはあります。参加者全体で見れば〝買い〟で参加している人の方が圧倒的に多いからです。

 

保有しているビットコインが含み益の状態であれば参加者は積極的になりますし、利益確定した後にさらに上げると「売らなきゃ良かった!」と買い戻したりして、取引が活発になるからです。

 

少々下げても含み益がある状態なら我慢も出来て「まだまだ戻る」と投げ売りにはならず、戻ると「再び上昇だ!」と買い増したりします。

 

そんなこんなで、botterは買いでも売りでも利益が得られるとはいえ、総じて多くの参加者が儲かっている方が取引が活発に行われるので、売買のチャンスが多くなるのです。

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    ※本連載は、richmanbtc(リッチマンビーティーシー)氏の著書『日給300万円のSS級トレーダーが明かす botterのリアル』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

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