(※画像はイメージです/PIXTA)

一見無関係に見える医師と海外留学。だが、留学に対して「メリットは大きい」と、三度の留学を経験した医師の岩橋晶子氏はいう。今回は留学当時を振り返りながら、そこで得たスキルについて語ってもらった。新型コロナウイルスが落ち着きを見せてきた今、医師を志す学生は検討してみてもいいだろう。

中高時代の留学も効果的

こういった基礎研究留学・臨床実習留学をしようと思えたのも、中高時代の留学の経験が大きかった気がする。中高時代の留学で日常会話程度ができるようになり自信がついたため、基礎研究留学・臨床実習留学で専門用語を使った英語でも対応できるようになり、ステップアップができたのは大きい。

 

グローバル化が進む中、日々の診療において日本語が喋れない患者さんがくることは珍しくない。片言でも英語を喋れる自信さえつけば、コミュニケーションは取れる。

 

また、日々の勉強においても英語はとても重要で、最新の知見を得るために英語論文を読むことも多い。そこで医師が英語に抵抗なく情報を得ることができるのは、患者さんにとってもかなり有益であるように思う。

 

ネットの普及で急激に世界が近くなった現在、言語で壁ができるのはともったいないことだ。チャンスとやる気があるのなら、是非留学などで違う環境に飛び込んでみることをおすすめしたい。
 

 

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