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「出社拒否」についての相談
出社拒否に関するQ&A
Q 弊社は都内でスーパーマーケットを経営しています。新型コロナウイルス感染症の危険を理由に、一部の従業員が出勤を拒否して困っています。どのように対応すればよいのでしょうか?
A 出勤は従業員の最も基本的な義務です。可能な限り感染防止に配慮している場合は、原則として出社拒否は許されないと考えても問題ありません。まずは出社に向けて従業員を説得する、説得に応じない場合は無給扱いとしつつ、文書で出社を命じるなどの対応が必要です。従業員を解雇することは他に手段がない場合に限り認められます。
出社拒否の理由に応じた対応が必要
出社拒否にはさまざまなケースがあり、その理由によって会社が取るべき対応も異なります。どのような場合があるのか、例を挙げると、
■出社拒否の例
・本人の体調不良による出社拒否
・病気休職からの復帰をめぐるトラブルをきっかけとする出社拒否
・パワハラ等の職場環境の問題を主張して出社拒否
・感染症のリスクを避けるために出社拒否
というような例があります。企業側に求められる配慮、それぞれの理由に沿った対応方法をみていきましょう。