全都道府県で「人口増加率」が最も高い東京
A. 人口が増えている地域
B. 人口が減っている地域
投資に適しているのは、どちらにあるマンションでしょうか? もちろん、答えは「人口が増えている地域」。空室リスクを低くするためには、人口が増加しているエリアにある物件を購入すべきです。
「少子高齢化が叫ばれているなかで、人口が増えているところなんてあるのか」と思われるかもしれません。
下記図表1をご覧ください。これは、2008年の人口が2007年に比べてどう変化しているかを都道府県別に表したものです。ほとんどの県で人口が減っているのに対し、人口が増えている地域があります。なかでも、東京は全都道府県で一番の増加率となっています。
[図表]おもな都道府県の人口増加率
2008年のデータを元に比較をしましたが、東京の人口が増えているのは2008年に限ったことではありません。東京の人口は1955年から、一貫して増え続けているのです。
人は、必ず住むところを必要とします。人口が増えれば、それだけ住宅需要が増えることになります。当然、マンションに対する需要も大きくなります。「東京の駅近ワンルームデザイナーズマンション」の入居率が高い、その「東京」の理由が、ここにあります。
法人需要など、東京の中でもエリアを絞る
東京の人口は増え続けていますが、東京であればマンションがどこにあってもいいわけではありません。東京の中でも地域差があります。その地域の特徴をつかむことが重要です。
たとえば、品川区には多くの大手企業が本社や中心機能を置いています。こうした地域では企業に勤める個人だけでなく、寮としての借り上げなどで法人の需要も見込めます。また同じように大手企業の多い港区もマンション需要が強く、高い入居率が期待できる地域です。
そのほか、東京と同じように人口が増えている神奈川の川崎、横浜というビッグターミナルエリアが投資用マンションの立地としては狙い目です。