価格が上昇していた時代は売却益が目的だったが・・・
本連載ではこれまでにデザイナーズマンション投資のさまざまな魅力についてお話ししてきましたが、そもそもマンション投資というのはどのような投資なのでしょう?
マンションを購入し、所有したマンションを元に収益を上げるのがマンション投資です。所有するマンションは新築でも中古でも、また1棟丸ごとでも1部屋でもかまいません。
1980年代など不動産価格が上昇を続けた時代にはキャピタルゲイン(売却益)目的のマンション投資が盛んに行われましたが、現在はインカムゲイン(家賃収入)を目的としたマンション投資が主流になっています。
入居者が安定している物件は利益も安定的
インカムゲインを目的としたマンション投資では、購入したマンションを賃貸に出し、入居者から支払われる家賃収入を収益とします。たとえば、購入したマンションの1室を月10万円の家賃で賃貸に出せば、1年で10万円×12カ月=120万円の収益になります。
マンション価格は基本的に需給関係によって決まりますが、その他にもさまざまな要因の影響を受けます。状況によっては、立地が良く質が高い物件でも価格が下がることがあります。キャピタルゲイン目的の投資は、安定性に欠けます。
一方、入居者が安定して入る物件を選べば、家賃収入は定期的に入ってきます。インカムゲイン目的の投資は安定しています。そして、長期にわたって安定した利益が得られるのが、マンション投資の大きな魅力なのです。