※画像はイメージです/PIXTA

日本人の渡航先としても馴染みの深い「フィリピン」は、昨今、投資先としても知名度を高めています。そのフィリピンで実現するといわれているのが「タイムマシン投資」。現在の日本では難しい投資手法を見ていきましょう。

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    「世界で最も投資に適した国」に選ばれたフィリピン

    日本人の渡航先としても人気のフィリピン。日本(成田)からフィリピンの首都、マニラまでは4時間半。フィリピンを代表するリゾート地、セブ島へは5時間半という近さも魅力です。

     

    約7,200近くの島で構成される国で、訪れる島によって独自のカルチャーを持ち合わせていますす。またフィリピンといえば、どこか牧歌的な雰囲気を思い浮かべているのであれば、首都のマニラを訪れると驚くでしょう。最先端のビル群で構成される「マカティ地区」は、東京でいえば、大手町や丸の内のような雰囲気。多くのグローバル企業がオフィスを構える、大ビジネス街です。また日本人が創業したカジノホテル・IR施設である「オカダマニラ」は、世界の富裕層からも人気を集めています。

     

    そんなフィリピンの公用語はタガログ語と英語。米国の植民地だったという歴史からアメリカ英語がベースになっていることから、英語留学先としても日本人から支持されています。

     

    このようなフィリピンですが、近年、投資先としても注目を集めています。2015年末にASEAN加盟10ヵ国(インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス)による「ASEAN経済共同体(ACE)」が発足。ASEAN各国の人口は6億人とEUよりも大きく、高い経済成長率を誇っています。またACEの一環として、証券取引所の合同ネットワーク化が進行。投資が呼び込みやすい環境整備が進められています。そしてACEを牽引する国のひとつが、フィリピンなのです。

     

    フィリピンの人口は2014年に1億人を超えたと公式に発表され、現在は約1億0,960万人。若年になるほど人口が多くなる、きれいな「ピラミッド型」の人口構成で、国全体の平均年齢が24歳と若く、まさに若者の国です。そのため、将来にわたって労働力人口が増え続ける、いわゆる人口ボーナス期が続きます。いつまで続くかというと、2062年までと、東南アジアで一番の長さです。

     

    GDPは3615億米ドルで、世界34位。ASEAN加盟国のなかでは、インドネシア、タイに続きます。またコロナ禍前10年ほどの経済成長率は6%程度で推移していました。

     

    そのような現状と将来性から、米国の『U.S. News & World Report』誌は2018年版の「投資するのに適した国々(Best Countries to Invest In)」という記事において、投資に適した国の世界第一位にフィリピンを選び、世界の投資家からの注目が一気に高まったのです。

     

    【フィリピンの経済成長率】

    2011年 3.7%

    2012年 6.7%

    2013年 7.1%

    2014年 6.1%

    2015年 6.1%

    2016年 6.9%

    2017年 6.7%

    2018年 6.2%

    2019年 5.7%

     

    出所:IMF

     

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