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「いつ治療を始めよう」という不安
不妊治療クリニックに足を運ぶ人の中には、既に第一子がいる中で、治療を受けている人もいると思う。
一人目は自然妊娠で授かったのにもかかわらず、二人目はなかなかできない、という人もいる。
私の息子は、10月末で8ヶ月になる。周りには、近い月齢のママ友もたくさんできた。
「何年か時間をあけてから、少し歳を離して二人目を作る予定!」
ママ友から、こんなふうに言われることがちょくちょくある。
実際、2〜3歳ほど年の離れたお兄ちゃんお姉ちゃんがいるご家庭も多い。
けれども、不妊治療でようやく子供を産んだ組としては、「羨ましいな」という純粋な気持ちと、「二人目は、いつ治療を始めよう」という不安でいっぱい。
出産してから、次の妊娠が可能になる(排卵が起こる)のは、個人差が非常に大きい。2年近く生理が戻らない人もいるし、生理が戻る前に排卵が起こり、産後すぐに二人目を妊娠するという人もいる。
生理は戻ってきたけれど…
兄弟はいたほうがいい、二人目は子育てが大変、という話は一旦置いておいて。
不妊治療を始めた時から、「一人っ子にはしたくないな」と思っていた。
旦那は4人兄弟の2番目、私には年子の妹がいる。一人っ子の暮らしを知らない。
ちなみに、私は12月生まれで、妹は一つ下の学年の3月生まれ。計算すると、私が生後6ヶ月を迎える頃には、母は妹を妊娠していたことになる。
今までは、あまり深く考えたことはなかったけれど、今8ヶ月になる息子の子育てをしながらすでに妊娠している、と考えると、改めて母を尊敬する気持ちになった。
2月に出産を終えて、6月には生理が戻ってきた。
いろいろ考えた結果、私は再び二人目の不妊治療を開始することにした。
二人目の不妊治療は、一人目の時とは全然違う。
できれば託児所付きの不妊治療クリニックを、と思ったが、なかなかないのが現状。子連れでの受診厳禁のクリニックも多い。
出産に伴って引っ越したため、息子のNOAHを妊娠した時に通っていたクリニックは家から遠く、一からのクリニック選びをしなければならない。そして、まだ保育園にも通っていない0歳児の息子を預ける一時預かり施設も同時に探すことに。