35歳女医が開始した自らの第二子不妊治療。一人目の時とは全く違う現実 「命を育む大変さを、男性にも知ってほしい」と語る山下真理子氏

いつまで続くのか分からず、「出口の見えないトンネルのなかにいるよう」とも言われる不妊治療。女医の山下真理子氏も、そんな不妊治療で子供を授かったひとりだという。どのような問題に直面し、どう向き合ってきたのか、医師の立場から語ってもらう本連載。第8回目は、第二子を授かるために再度赴任治療に踏み切った経緯と、その現実を原稿にしたためてもらった。

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「いつ治療を始めよう」という不安

不妊治療クリニックに足を運ぶ人の中には、既に第一子がいる中で、治療を受けている人もいると思う。

 

一人目は自然妊娠で授かったのにもかかわらず、二人目はなかなかできない、という人もいる。

 

私の息子は、10月末で8ヶ月になる。周りには、近い月齢のママ友もたくさんできた。

 

「何年か時間をあけてから、少し歳を離して二人目を作る予定!」

 

ママ友から、こんなふうに言われることがちょくちょくある。

 

実際、2〜3歳ほど年の離れたお兄ちゃんお姉ちゃんがいるご家庭も多い。

 

けれども、不妊治療でようやく子供を産んだ組としては、「羨ましいな」という純粋な気持ちと、「二人目は、いつ治療を始めよう」という不安でいっぱい。

 

出産してから、次の妊娠が可能になる(排卵が起こる)のは、個人差が非常に大きい。2年近く生理が戻らない人もいるし、生理が戻る前に排卵が起こり、産後すぐに二人目を妊娠するという人もいる。

生理は戻ってきたけれど…

兄弟はいたほうがいい、二人目は子育てが大変、という話は一旦置いておいて。

 

不妊治療を始めた時から、「一人っ子にはしたくないな」と思っていた。 

 

旦那は4人兄弟の2番目、私には年子の妹がいる。一人っ子の暮らしを知らない。

 

ちなみに、私は12月生まれで、妹は一つ下の学年の3月生まれ。計算すると、私が生後6ヶ月を迎える頃には、母は妹を妊娠していたことになる。

 

今までは、あまり深く考えたことはなかったけれど、今8ヶ月になる息子の子育てをしながらすでに妊娠している、と考えると、改めて母を尊敬する気持ちになった。

 

2月に出産を終えて、6月には生理が戻ってきた。

 

いろいろ考えた結果、私は再び二人目の不妊治療を開始することにした。

 

二人目の不妊治療は、一人目の時とは全然違う。

 

できれば託児所付きの不妊治療クリニックを、と思ったが、なかなかないのが現状。子連れでの受診厳禁のクリニックも多い。

 

出産に伴って引っ越したため、息子のNOAHを妊娠した時に通っていたクリニックは家から遠く、一からのクリニック選びをしなければならない。そして、まだ保育園にも通っていない0歳児の息子を預ける一時預かり施設も同時に探すことに。

京都府立医科大学を卒業後、医師に。医師だけでなくモデルやコラムニストとしても活躍。美容医療に従事しつつ、専門学校にて医療教育にも関わる。
不妊治療を経て、2021年第1子出産。子育てと医師との両立を試行錯誤する一方でビューティージャパン近江大会2021のファイナリストにも選出される。

著者紹介

連載女医の不妊治療体験

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