不動産投資の成功に「融資」の活用が不可欠といえる理由

本連載は、株式会社リッチスタイルエージェントの代表取締役を務める田中美香氏の著書、『会社員がゼロから稼げる! 融資フル活用不動産投資術』(サンライズパブリッシング)の中から一部を抜粋し、不動産融資を活用して資産を形成するノウハウをご紹介します。

金融機関からの融資は「最大の味方」

金融機関からの融資は、不動産投資を行う方にとって最大の味方です。中には十分な自己資金があり、「融資を受けなくても大丈夫」という方もいらっしゃるかもしれません。「お金を借りるのは怖いから」と融資に消極的になり、不動産投資をあきらめている方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし筆者は、不動産投資を行うなら、絶対に融資を受けるべきだと考えています。融資を活用することで、収益を大幅に上げることができるからです。

 

ROIという指標があります。ROIが指すのは、「自己資金投下に対する資金回収率」です。ROIが高いほど早期に自己資金を回収し、黒字を膨らませることができます。

 

このROIは、自己資金が少ないほど高くなります。自己資金を多く投入したからといって、家賃収入が増えるわけではありません。以下の例を見てみましょう。

 

物件価格1000万円(+イニシャルコスト100万円)

家賃収入(1ヶ月あたり)10万円

ランニングコスト(1ヶ月あたり)1万8000円

 

この物件を自己資金200万円+借入額900万円(30年返済、金利3%)で購入し、月々の返済額は3万7944円。ROIは26.4%です。

融資を受けることで不動産投資の効率は高まる

では、同様の条件で自己資金が500万円あったらどうでしょうか。まず、(物件価格1000万円+諸経費100万円-自己資金500万円)で借入額は600万円になり、月々の返済額は2万5296円となります。借入額、返済額が減るので、一見負担が少ないと感じるでしょう。

 

しかし、問題はROIです。

 

この場合、月々の家賃収入10万円-(返済額2万5296円+ランニングコスト1万8000円)でキャッシュフローは5万6704円。年間キャッシュフローは68万448円となり、ROIは、年間キャッシュフロー68万448円÷自己資金500万円=13.6%となります。自己資金が多いほど、回収率が悪くなることがお分かりいただけるでしょう。

 

自己資金を回収するまでの期間が短いほど、蓄えも膨らみます。するとスムーズに次の物件を購入できるようになり、不動産投資を効率化することができるのです。もちろん、自己資金がゼロであればROIは高くなります。それでも条件を満たせば融資を受けることはできますから、不動産投資の効率はじょじょに高まっていくというわけです。

株式会社リッチスタイルエージェント 代表取締役

初めて就職した不動産会社ですぐに実績を上げ、新人賞、社長賞などの各章を総なめにし、その後営業成績トップとなる。独立後、株式会社リッチスタイルエージェントを設立。初年度の年商4億円を達成。不動産会社のほか、不動産管理会社のハニーインベスターズを運営。
現在は不動産投資の敏腕コンサルタントとして、会社員をはじめとする多数の“不動産リッチ”を輩出。著書に『お金のために働く女 お金を働かせる女』(カシオペア出版)がある。

著者紹介

連載不動産投資を成功させる融資フル活用術

本連載は、2016年5月26日刊行の書籍『会社員がゼロから稼げる!融資フル活用不動産投資術』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

会社員がゼロから稼げる! 融資フル活用不動産投資術

会社員がゼロから稼げる! 融資フル活用不動産投資術

田中 美香

サンライズパブリッシング

今、日本では過去に例を見ないほどの“不動産投資ブーム”が巻き起こっています。長引く不況に人々が不安を感じているからこそ、安定的な資産である「不動産」への注目度が高まっているのです。さらにマイナス金利の影響により…

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