自宅近くや土地勘のあるエリアに絞るのは間違い
Q:物件をどのエリアで買うべきか決めかねています。
あなたと同じお悩みを抱えていらっしゃる方は、非常に多いです。「都心にするか、地方にするか」「遠方の物件は運営しづらいのではないか?」など、物件のエリアに関するご相談を受けることも少なくありません。
物件の「エリア選び」について詳しくご説明しますね。
はじめて不動産を購入される方の多くが、現住所の近所や過去に住んだことのあるエリアに限定して物件を探そうとします。近くに住んでいる、あるいは土地勘のあるエリアの方が、いざという時にも安心だと考えるのではないでしょうか。
しかし、結論から申し上げるとこれは大きな間違いです。
不動産は全国各地に存在しますが、優良物件が必ずしも見知ったエリアにあるとは限りません。ただでさえ優良物件はほんの一握りなのに、「遠いから」という理由で購入を諦めるのは非常にもったいないです。
現地調査が「必須」ではない理由
とくに会社員のみなさまの場合、ほどんどの方が物件の管理は委託されると思います。不動産を購入することさえできれば、運営に関するほとんどの業務は管理会社に任せることができるのです。
ですから、エリアにこだわって物件を選ぶ必要はありません。全国をくまなくリサーチし、「これだ」と思える物件が見つかったら迷わず購入しましょう。
また、会社員の方に多いお悩みが「時間」です。「遠い場所だと、現地まで行く時間が取れない」とおっしゃる方も少なくありません。
しかし、現地調査は「必須」ではありません。できれば直接足を運んだほうがいいですが、無理にお時間を確保しなくてもいいのです。忙しさを理由に、遠方の優良物件を見送ることはありません。情報をうまく入手し、理想的な物件を徹底的に探しましょう。