今回は、投資用の不動産をどのエリアで購入すべきか、その選択基準について見ていきます。※本連載は、株式会社リッチスタイルエージェントの代表取締役を務める田中美香氏の著書、『会社員がゼロから稼げる! 融資フル活用不動産投資術』(サンライズパブリッシング)の中から一部を抜粋し、不動産融資を活用して資産を形成するノウハウをご紹介します。

自宅近くや土地勘のあるエリアに絞るのは間違い

Q:物件をどのエリアで買うべきか決めかねています。

 

あなたと同じお悩みを抱えていらっしゃる方は、非常に多いです。「都心にするか、地方にするか」「遠方の物件は運営しづらいのではないか?」など、物件のエリアに関するご相談を受けることも少なくありません。

 

物件の「エリア選び」について詳しくご説明しますね。

 

はじめて不動産を購入される方の多くが、現住所の近所や過去に住んだことのあるエリアに限定して物件を探そうとします。近くに住んでいる、あるいは土地勘のあるエリアの方が、いざという時にも安心だと考えるのではないでしょうか。

 

しかし、結論から申し上げるとこれは大きな間違いです。

 

不動産は全国各地に存在しますが、優良物件が必ずしも見知ったエリアにあるとは限りません。ただでさえ優良物件はほんの一握りなのに、「遠いから」という理由で購入を諦めるのは非常にもったいないです。

現地調査が「必須」ではない理由

とくに会社員のみなさまの場合、ほどんどの方が物件の管理は委託されると思います。不動産を購入することさえできれば、運営に関するほとんどの業務は管理会社に任せることができるのです。

 

ですから、エリアにこだわって物件を選ぶ必要はありません。全国をくまなくリサーチし、「これだ」と思える物件が見つかったら迷わず購入しましょう。

 

また、会社員の方に多いお悩みが「時間」です。「遠い場所だと、現地まで行く時間が取れない」とおっしゃる方も少なくありません。

 

しかし、現地調査は「必須」ではありません。できれば直接足を運んだほうがいいですが、無理にお時間を確保しなくてもいいのです。忙しさを理由に、遠方の優良物件を見送ることはありません。情報をうまく入手し、理想的な物件を徹底的に探しましょう。

本連載は、2016年5月26日刊行の書籍『会社員がゼロから稼げる!融資フル活用不動産投資術』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

会社員がゼロから稼げる! 融資フル活用不動産投資術

会社員がゼロから稼げる! 融資フル活用不動産投資術

田中 美香

サンライズパブリッシング

今、日本では過去に例を見ないほどの“不動産投資ブーム”が巻き起こっています。長引く不況に人々が不安を感じているからこそ、安定的な資産である「不動産」への注目度が高まっているのです。さらにマイナス金利の影響により…

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