軍用地とは「沖縄などにある在日米軍の基地に使用されている土地」のことをいいます。一般的な不動産と同じように投資ができ、賃料(軍用地料)収入を得たり、売却して値上がり益を得たりすることも可能です。今回は、軍用地に投資する際の「立地条件」について解説します。※本連載は、軍用地コンサルタントの仲里桂一氏の著書『専門家が優しく教える![軍用地投資]の教科書』(扶桑社)より一部を抜粋・再編集したものです。

軍用地投資で成功する重要な条件は、「立地の選定」

一般的な不動産投資において最も重要なのが「立地」選びだということは、多くの人が認めているところだと思います。立地は、その物件の入居率を左右するだけでなく、景気の上昇による資産価値の値上がりにも影響するため、買うときも売るときも重要な条件です。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

元アメリカ大統領のドナルド・トランプ氏は、ご存じのとおり“アメリカの不動産王”ですが、彼の名言として「不動産に重要な事柄を3つ挙げると、1に立地、2に立地、3に立地だ」という言葉を聞いたことはないでしょうか。アメリカの不動産王でさえ、不動産投資において立地に勝るものはないと言っているのです。

 

軍用地投資においても立地の選定は重要なポイントです。しかし、現在、軍用地投資はすべての米軍基地において人気が過熱気味です。少額物件の場合、売り物件自体の数が少ないので、ある程度目をつぶらなければ購入はおぼつかないのが現状です。

 

もちろんだからといって、立地について知らずにいていいというわけではありません。

 

軍用地における立地とは、どの米軍基地(施設)なのかということ。結論からいうと、「現状、返還予定がない米軍施設」と「軍用地料の値上がり率の高い“宅地見込み地”」の両方に当てはまる軍用地が「好立地」ということができます。

 

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専門家が優しく教える!軍用地投資の教科書

専門家が優しく教える!軍用地投資の教科書

仲里 桂一

扶桑社

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