マイホーム購入。「木造の家」「RC造の家(鉄筋コンクリート造)」など様々な種類がありますが、遮音性はいかほどなのでしょうか。今回は、RC造の遮音性に着目します。

「鉄コンの家」遮音性は意外にも…

壁や床は厚く、重いほうが遮音性能を発揮します。しかし、設計や地盤の関係などであまり駆体の重量を増やしたくないというケースもあります。そんなときにおすすめなのが一階の天井スラブに中空層を設ける「ボイドスラブ」と呼ばれる工法です。同じ厚さのコンクリートに比べて軽量になるうえ、中空層が音の伝わりを抑えるため、高い防音効果があります[図表1]。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

また、壁や屋根、床などの遮音性が高いRC造住宅では、窓やドアといった開口部の防音が音の出入りを防ぐ大きなカギになります。

 

実は、ガラスの比重は鉄筋コンクリートとほぼ同じです。ただし、窓ガラスの厚さは通常5〜6ミリなので、1平方メートルあたりの重量は18キログラム程度しかありません。遮音性では鉄筋コンクリートの壁はもちろん、石膏ボードよりも劣るのです。

 

しかし、最近では2枚のガラスの間に防音特殊中間膜を挟んだものや、空気の層を入れた防音性の高いものが登場しているので、これらをうまく取り入れることである程度の防音効果が得られます。

 

[図表1]ボイドスラブ

 

こうした窓は、防音効果に優れているだけでなく割れにくい構造になっているので、防犯対策としてもおすすめです。ほかにも、二重窓にすると、冷気や暖気が逃げにくいという効果があるので、用途によって最適なものを選ぶとよいでしょう。

 

【12/18(木) 『モンゴル不動産セミナー』開催】

坪単価70万円は東南アジアの半額!! 都心で600万円台から購入可能な新築マンション

次ページ高級ホテルのカーテンが「厚め」なワケは…
安心・快適な家を手に入れたい! 鉄筋コンクリートでマイホームを建てる

安心・快適な家を手に入れたい! 鉄筋コンクリートでマイホームを建てる

磯崎 慎一

幻冬舎メディアコンサルティング

美術館やランドマークなどに使われ、高いデザイン性が認められながらも、「部屋に熱がこもりそう、寒そう」というイメージが強い鉄筋コンクリート造の住宅。 しかし実際には「夏は涼しく、冬は暖かい」という優れた居住性があ…

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録