多くの人が保険に入っていると思いますが、その中でも「がん保険」・「三大疾病保険」への加入は得と言えるのかや医療保険と比べた時にどのような差が生まれるかを見ていきます。

がん保険・三大疾病保険の特徴

がん保険や三大疾病保険は、医療保険とは違い、商品によっては診断された時点で一時金がもらえます。つまり、何百万円という単位のまとまったお金を、ドカンと一気に受け取れるのです。

 

入院日数は関係ないですし、使い道も自由です。その点が、原則として入院しない限りはお金がもらえない医療保険とは違います。よって、通院治療の際にも役立てることができるのです。

 

その分、医療保険よりも保険料は高くなりますが、がんになったときに本当に役に立つ保険を求めるなら、こちらを選ぶのが正解でしょう。

 

出所:厚生労働省「平成21年人口動態統計」より
出所:厚生労働省「平成21年人口動態統計」より

商品数が少なく保険料が高い、民間の「介護保険」

がんと同じくらい高額な出費が予想されるのが、要介護状態になることです。アルツハイマー病や、重篤な病気の後遺症などで、要介護状態になってしまう可能性は誰にでもあります。自分自身だけでなく、配偶者、あるいは親の介護費用を負担する可能性がある人もいるでしょう。

 

24時間介護が必要になれば、家族は大変な苦労をすることになります。なるべく外部に協力を求めるためには、たくさんのお金が必要になってきます。

 

そんなとき、民間の第三分野保険である介護保険で備えるという方法もあります。ただ、こちらはがん保険などとは異なり、商品数が少なく、しかも保険料が高くなっています。したがって、保険で介護に備えることは、あまりおすすめできません。

 

 

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本記事は2014年8月刊行の書籍『30歳から始める一生お金に困らない貯財術』(幻冬舎MC)より一部を抜粋したものです。最新の税制や制度とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

30歳からはじめる 一生お金に困らない蓄財術

30歳からはじめる 一生お金に困らない蓄財術

工藤 将太郎

幻冬舎メディアコンサルティング

社会保障制度の財源が危ぶまれ、賃金格差が広がる今の日本にあって、これから結婚・子育て・マイホームの購入・老後を迎えようとする世代には将来のお金に対する不安が広がっています。 将来のお金が不安な時、たいていの人は…

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