インベーダーの作品…「ドット絵」のモザイクが特徴
冒頭で紹介したフランス出身のアーティストである「Invader(インベーダー)」(1969~)は、8bitのビデオゲームの「ドット絵」をモデルとしたモザイクで知られています。あらためて、Invaderがかいた渋谷のアトム絵をご覧ください。
また、こちらは、恵比寿駅付近にかかれた白いインベーダーです。
モザイクは、正方形のセラミックタイルを組み合わせて制作され、街中の公共物や建物の外壁に直接貼り付けられています。Invaderは、École des Beaux-Arts(エコール・デ・ボザール)という美術学校を卒業後、1990年代にパリにて活動をスタートしました。
以降、活動は33ヵ国79都市に広がっており、全世界に3962個、東京には138個のモザイクがあることが発表されています。もちろん、138個のなかには現在見ることができないものも多く、たとえば渋谷警察署近辺に設置されたモザイクは、撤去されています。
なお、Invaderの公式サイトでは、彼がモザイクを残した都市にマークを付けたマップと風景写真が公開されています。
また、世界中に散らばる彼のモザイクを楽しむためのGPSを利用したアプリ「FLASH INVADERS」も公開されています(下記画像参照)。
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