年収「477万円」賃貸派の会社員、家賃7.5万円の負担が重く…

日々発表される統計や調査の結果を読み解けば、経済、健康、教育など、さまざまな一面がみえてきます。今回、焦点をあてるのは「賃貸住宅」。住まいは賃貸か、それとも購入かという議論がありますが、賃貸を選んでいるのはどのような人たちなのでしょうか。

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住まいは賃貸派…住居選択の決め手は?

――マイホーム、購入か、それとも賃貸か。

 

よく議論される、この話題。購入派は「賃貸は損だ!」と主張し、賃貸派は「購入は損だ!」と主張……その人の価値観で左右されるので、結局は結論の出ない議論だということは確かです(関連記事:『住宅ローン「平均3361万円」コロナ禍で夢の新築一戸建てが…』)。

 

さて、今年はコロナ禍ということもあり、例年とは違う状況ではありますが、もうすぐ年度末、引越しシーズン。賃貸市場が盛り上がるときです。そこで賃貸派の人は、どのようにマイホームを決めているのでしょうか。住み替え・建て替え前後の住宅や、その住居に居住する世帯の状況、住宅取得に係る資金調達の状況などの把握を目的とした国土交通省「住宅市場動向調査」(令和元年度)から紐解いていきます。

 

まず物件を選択する際の決め手として最も多い理由が、「家賃が適切だったから」で54%。また「住宅の立地環境が良かったから」も51.5%。やはり「家賃」と「立地」は、物件を選ぶ際に外せない要素のようです。また「住宅のデザイン・広さ・設備等が良かったから」が35.5%と、3割の人が間取りや広さ、設備などを重視しています。

 

しかし賃貸物件でも一戸建てか集合住宅かで、選択理由に違いがあります。一戸建ての場合、家賃の次に上げられる選択理由が「一戸建てだから」で40.8%。そもそも一戸建てに限定して家探しをしています。一方、立地へのこだわりは、一戸建ての場合は38.8%と集合住宅の52.8%よりも15ポイント近く低くなっています。「一戸建てにするなら、ある程度立地を妥協しても構わない」という傾向にあります。

 

また住まいの選択理由について設備等に注目していくと、「間取り・部屋数が適当だから」が最も多く、67.8%。続いて「住宅の広さが十分だから」60.7%。間取り、広さが決め手なっています。

 

次に住まいの建築年は、「築5年以内」が最も多く27.5%、「築6~15年」が13.0%、「築16~25年」が16.7%、「築26~35年」が19.6%。「築36~45年」になると5.1%と急激に減少。築35年が賃貸住宅の家選びの分水嶺となっています。

 

物件のロケーションはどうでしょう。最寄りの公共交通機関までの距離は、住み替え前は1.6km、住み替え後は1.1km、500mほど近くなっています。また通勤時間は、住み替え前は42.7分、住み替え後は35.0分。住み替え後は最寄り交通機関が近くなり、通勤時間も短縮されています。賃貸の場合、ロケーションは住み替えの大きな理由になることが分かります。

 

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著者紹介

連載統計から紐解く日本の実情2021

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