前回に引き続き、お金の問題を可視化する「マネーパズル」について紹介します。今回は、将来必要になるお金を、株などのハイリスクな投資商品で準備することの問題点などを見ていきましょう。

投資商品はあまりにも「不確定要素」が多すぎる

連載第1回から引き続き、お金の問題を可視化する「マネーパズル」を埋める方法について見ていきましょう。

 

将来必要になるお金を、株などのハイリスクな投資商品で準備するのは、あまりにも不確定要素が多すぎます。

 

もともと余剰資金があって、結果的に増えたらパズルにあてる、というならよいかもしれませんが、限られた資金で効率よく「必要な」お金を準備するなら、ほぼ確実に用意できる計画性が求められるのです。

 

それに、蓄財は長期で行うものですから、ギャンブル性の高い商品に投資してしまうと長きにわたってリスクを負い、ストレスを感じ続けることになります。

 

株価が上がるのか下がるのか、いつ暴落するか、売ってしまうべきかどうか・・・これでは将来の不安が消えるどころか、毎日が不安でいっぱいになってしまいます。

ひたすら預貯金をすることが確実ではあるが・・・

このように考えていくと、おのずと残る選択肢は限られてきます。

 

一つは、ひたすら預貯金をすることです。預貯金がたくさんあれば、ほとんどのパズルのマスを埋めることができます。誰が突然亡くなっても、病気になっても、お金の不安を感じずに済みます。潤沢な資金の中から教育費や介護、老後の生活費を捻出し、将来の夢を叶えることもできるでしょう。

 

そのため、たとえば相続で莫大なお金を手に入れた人、宝くじで何億円も当てた人などは、(それをやみくもに使わなければ)別に運用を考えなくても、一生お金に困らないはずです。考えなければいけないのは、税金対策だけです。

 

しかし、そうではない一般的なサラリーマンの場合は、いくら懸命に貯めたとしても、普通は定年までに2000万~3000万円も貯まっていれば、かなりいいほうでしょう。

 

ですが、それだけでは老後資金が不足するかもしれませんし、介護などの問題に直面したときに、やや不安が残ります。そのため、やはり何か効率的な蓄財術を考えたほうがいいということになります。

本連載は、2014年8月30日刊行の書籍『30歳からはじめる一生お金に困らない蓄財術』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。本書は情報の提供および学習を主な目的としたものであり、著者独自の調査に基づいて執筆されています。実際の投資の成功を保証するものではなく、投資の際は必ずご自身の責任と判断で行ってください。本書の内容に関して運用した結果については、著者および幻冬舎グループはいかなる責任も負いかねます。本書に記載されているデータや法令等は、いずれも執筆当時のものであり、今後変更されることがあります。

30歳からはじめる 一生お金に困らない蓄財術

30歳からはじめる 一生お金に困らない蓄財術

工藤 将太郎

幻冬舎メディアコンサルティング

社会保障制度の財源が危ぶまれ、賃金格差が広がる今の日本にあって、これから結婚・子育て・マイホームの購入・老後を迎えようとする世代には将来のお金に対する不安が広がっています。 将来のお金が不安な時、たいていの人は…

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