新型コロナウイルス感染の再拡大で、深刻な状況に陥っているヨーロッパ。一方でワクチン接種の現実味が帯び、コロナ禍以降を見越した不動産投資の動きも活発になりつつあります。そんななか、日本人にも人気のスペインの状況はどうなっているのでしょうか。不動産マーケットの現状と見通しについて、現地の弁護士がレポートします。

調査官は重加算税をかけたがる
相続税の「税務調査」の実態と対処方法
5/19(日)>>>WEBセミナー

ランキングは語る「スペインの住みやすさ」

スペインは、移住先ランキングや海外移住者に人気の都市ランキングで常に上位に入っています。

 

たとえば、海外在住者に人気の都市を調査した『InterNations Expat City ランキング2020』によると、人気トップ10の中にスペインの4都市がランクインしました。

 

まず、バレンシアが気候や家賃相場、医療形体などで高評価を獲得し、同ランキングで堂々の1位を獲得しました。この都市に続き、地中海沿いに位置するアリカンテが2位、マラガが6位、そして最後にスペインの首都マドリードが9位にランクインしました。

 

出所:InterNationsより
[図表1]海外在住者「人気の都市」ランキング 出所:InterNationsより

 

 

また、アメリカのレミトリー社が世界101ヵ国を対象に行った各国の移住したい国ランキングでは、101ヵ国中12ヵ国で、スペインの移住を願っている人が多いことが判明しました。世界各国の中で、移住したい国3位にランクインしたのです。

 

人気の理由は前ランキングと同様、医療体制の良さ、治安の安定、生活の質があげられました。

 

出所:Remitly世界で移住したい国ランキングより
[図表2]世界で移住したい国ランキング 出所:Remitly世界で移住したい国ランキングより

 

これらのランキングは、いかにスペインが移住先や投資先に適しているかを表しています。医療体制が整っているほか、生活の質、得に食生活の質はとても高水準です。その証拠に2019年ブルームバーグによって発表された「健康な国指数」ランキングではスペインが堂々の1位を獲得しました。

 

リタイア後、生活の質の向上のために物件を買って移住したり、バケーションなどの長期滞在用に、不動産の購入や賃貸を始めたりしています。賃貸需要が途絶えることはありませんので、「スペインに住んでみたい」という人を対象に賃貸用の不動産物件投資をするのも良いでしょう。

 

 

注目のセミナー情報

【資産運用】5月8日(水)開催
米国株式投資に新たな選択肢
知られざる有望企業の発掘機会が多数存在
「USマイクロキャップ株式ファンド」の魅力

 

【国内不動産】5月16日(木)開催
東京23区×新築×RC造のデザイナーズマンションで
〈5.5%超の利回り・1億円超の売却益〉を実現
物件開発のプロが伝授する「土地選び」の極意

次ページスペイン不動産は女性にもオススメ

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録