その他 離婚
連載プリン騒動【第8回】

子を捨て夫は家出…嫁をさらに悲しくさせた、姑の何気ない一言

夫婦

子を捨て夫は家出…嫁をさらに悲しくさせた、姑の何気ない一言

幻冬舎ゴールドライフオンラインの人気エッセイ『プリン騒動』。結婚、出産、そして離婚…双子を育てる主婦が記した壮絶なバトル。「オレは独りになりたい」と言い捨て夫が出ていった今、思うこととは…。

大人は昔みんな子供だった

家から歩いて十分位の所に子供たちの通う小学校がある。一学年一クラスしかなく卒業まで同じだ。のどかな田園風景が広がり豊かな環境に恵まれていた。子供たちがノビノビと体を動かし大きく成長してくれる事が何よりの喜びだった。

 

子供たちはいつも二人並んで登校した。まだ小学校に入学したばかりの頃は、私は家の門から二人の姿が見えなくなるまで、手を振り見送っていた。子供たちも何度も後ろを振り返り母の姿を見ては手を振り返してくれたのは、昨日の事のように思い出される。小さな背中に背負った大きなランドセルは今では、いつの間にか小さくなった。その子供たちはもう六年生になっていた。

 

子供の成育は早いなとつくづく思う。大人は昔、みんな子供だった。子供たちを見ながら、私の両親もこんな愛情に満ちた眼差しで私の成長を見守り育ててくれたのだと感動して胸がジーンと熱くなる。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

感謝の気持ちが溢れだす。日々、子供の健康状態、心の状態を常に気にしながら時には労いの言葉をかける。また、時には傷口に塩をかけるように厳しく接した。特に息子にはある思い入れがあった。

 

「夫のようにはなって欲しくない」と言うことだ。夫もかつては子供だった。私は夫の目線から、父と子、そして母と子の関係を考えた事があった。なぜ夫は父親としての責任を平気で放棄できるのかと言う疑問についてだ。夫が、子供の頃の父親に対する気持ちを伝えられずに大人になったことに原因はあるのではないか。

 

父親の愛情をもっと注いで欲しかったのではないか。決して単純なことではないし、正解ではないかもしれないが、不正解ではないように思える。人として意志伝達は必要だと思う。どんな時も自分の気持ちを相手に伝えることによって関係がより深まり繋がっていくからだ。

 

夫と舅はこの関係が成立しないまま時間を過ごして来たのだろう。どこかで軌道修正するチャンスがあれば関係性は変わり、少なくとも現状よりはマシな状態になっていたのではないのかと考えられる。

 

二人の間に挟まり、右往左往していたのが夫の母親である。

1962年生まれ。みずがめ座、A型。

栃木県の高校を卒業後、スーパーへ就職。ゴルフ、スキー、テニスの等スポーツ用品売場の担当となり、接客の仕事の楽しさを学ぶ。人とのコミュニケ―ションの大切さと面白さを会得したことは財産でもある。母親に似た人見知りをしない明るく前向きな性格は、苦しい時に大きな助けとなった。現在は接客の仕事につき、人とかかわる仕事はやはり自分に向いていると実感。「自分は何をしたいのか? どう生きたいのか?」を自問自答する一方、未来が楽しみでワクワクしている。“一生勉強”をモットーに、上を目指して生きたいと考えている。

著者紹介

連載プリン騒動

プリン騒動

プリン騒動

風間 恵子

幻冬舎

子育てに奮闘する主婦の衝撃の実話 「ママ、プリン作って」——そんな、我が子の無邪気な一言が、家族バトル勃発の引き金になろうとは……。結婚、出産、そして離婚。 「私の人生捨てたもんじゃあない!」妻として、母とし…

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