(※写真はイメージです/PIXTA)

本記事は株式会社財産ドック著『税理士が教えてくれない不動産オーナーの相続対策』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再構成したものです。最新の法令・税制等には対応していない場合がございますので、予めご了承ください。

「レンタル物置どうですか」Hさんの返事は…?

この提案を持っていくと、Hさんは二つ返事で快諾してくれました。月極駐車場の場所にレンタル物置を置き、駐車場既存利用者の強い希望から古いアパートを取り壊して、そこを月極駐車場にしました。思い入れのある自宅は残したまま、投資額を最小限に抑えての土地活用が実現したのです。

 

約1500万円で対策することができ、アパートを新築するなど他の提案が億単位であったことに比べると、10分の1以下の低コストで済みました。経営的には、うれしいことに、さっそく満室の状態が続いており、1500万円の投資に対して10%くらいの利回りで推移しています。

 

利用客を見ていると、近隣の住民がスキー板や自転車などを入れるスペースとして利用してくれているようです。レンタル物置のサービスが始まったばかりで周囲に同じものがなかったことも、差別化を図る上で重要なファクターでした。

 

財産ドック

税理士が教えてくれない不動産オーナーの相続対策

税理士が教えてくれない不動産オーナーの相続対策

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幻冬舎メディアコンサルティング

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