築37年ボロマンション。「え?和室消えた」リノベでよもや…

和室の設備を活かし、コストを圧縮しながら洋室へ変更

●Rテラス高島平

【1983年築/面積44.42m²/リノベーション費用308万円】

 

1983年築の賃貸マンション、Rテラス高島平(仮称)のケースでは、【リノベ後の写真を見る】からわかるように、間取り図のビフォー&アフターを見ると、和室が洋室に変わっただけに見えます。しかし、注目すべき点が一つあります。それはコスト面の圧縮に特にこだわりながらリノベーションしたことです。まず、間取りに大きな変更がない時点で、コストの圧縮は予想できますが、さらに圧縮に貢献しているのが、和室の設備を活かした洋室への変更です。鴨居等をあえて残すことで、撤去やその後の内装にかかる補修費用を圧縮しています。

 

和室の続き間は人気がない間取りなので洋室に変更したい。でも予算も圧縮したい…、そんなときに使われるのが、このプランです。

 

内装も全体的に黒かダークブラウン系でまとめ、鴨居や幅木を同じ色で塗装してしまいます。こうすることで予算を圧縮できるばかりか、部屋の雰囲気としても、一見変わった感じのデザインになり、内見に来た方の印象に残りやすくなります。

 

リノベーション前の和室と、リノベーション後の印象の差は歴然としています。こうしてコストを浮かすことでエントランスの改修等、ほかのメンテナンス費用に充当することができます。

 

Rテラス高島平(仮)では、ルームリノベーションのほか、外装を一新する大規模修繕も併せて行っています。以前の記事『「女性ウケ抜群の内装なのに…」空室に悩む大家を救う一策とは』でご紹介した、重要なエントランス部分にもしっかり手を加えています。まるで新築のようなモダンな雰囲気に生まれ変わっています。入居率はリノベーション後にこちらも100%になりました。

 

(写真:PIXTA)
(写真:PIXTA)

 

【リノベ後の写真を見る】

 

※本記事は、幻冬舎MC『入居希望者殺到の人気物件に化ける 築古マンション超復活メソッド』より一部を抜粋・編集したものです。

 

小山 友宏

株式会社アークマネージメント 代表取締役

 

株式会社アークマネージメント 代表取締役

通称「マンション再生請負人」。
東京都出身。大学卒業後、建築設計事務所・不動産会社である株式会社仁幸に入社。
営業から雑務まで業務全般を経験し、7年後に専務、さらに5年後には代表取締役社長に昇格。
2012年に株式会社アークマネージメントを設立。
経営者として、入居者付けや広告の打ち方などの管理改革と独自の修繕スキーム「リノアーク」を軸とする、収益物件の空室対策に力を入れる方針を打ち出した。
地元・板橋区を拠点に数多くの物件オーナーに対するコンサルティングを行い、老朽化して空室だらけになった数々のアパート・マンションを満室物件へとよみがえらせている。

著者紹介

連載入居希望者殺到!築古マンション「超復活」メソッド

入居希望者殺到の人気物件に化ける 築古マンション超復活メソッド

入居希望者殺到の人気物件に化ける 築古マンション超復活メソッド

小山友宏

幻冬舎メディアコンサルティング

「築古だから空室が出る」「しかしどうすればいいのかわからない」 多くの物件オーナーがそう思っているはず……。 そんな悩みに救いの手を差し伸べるのがこの一冊。 利用者層のマーケティングから付加価値の設定、管理会社…

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