今年7月、ビットコインやリップルを流出したBITPoint
暗号資産取引所BITPointを運営する株式会社ビットポイントジャパンは、27日、暗号資産の送付(送金)サービスについて、9月30日(月)14時頃にサービスを再開する予定であることを発表した。被害に遭った顧客対応や金融庁とのやり取りに加え、セキュリティ面を含めた経営管理体制など、再発防止策を含め一定の目処が立ったものと思われる。
ビットポイントジャパンは、「安全性を第一にしながら、可及的速やかにサービスを再開し、利用者からの信用回復に努める」としている。
同取引所では今年7月、ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など30億円相当の暗号資産不正流出事件が発生。その後の記者会見では、事業存続に関して、「補償分を差し引いても約30億円の現預金残高がある」「利用者保護最優先を大前提として、可及的速やかにサービス再開を目指す」などと言及していた。
※本記事は、2019年9月27日に「CoinPost」で公開されたものです。