■8月は、ASEAN4(インドネシア、フィリピン、マレーシア、タイ)やインドなどアジア主要国の4-6月期実質GDP成長率が発表されます。米国の利上げを背景に米ドル高・新興国通貨安が進んだこともあり、成長率の変化に注目が集まりそうです。先進国では、日本、英国、ドイツの4-6月期実質GDPが発表されます。
■多くの国で金融政策決定会合が開催されます。先進国では米国、英国、豪州で開催され、新興国ではインド、ブラジル、メキシコ、その他アジアで開催される予定です。
■引き続き米国の対外政策について注目する必要がありそうです。6日は米国によるイラン向け制裁の猶予期限です。20日から23日には対中2,000億ドル分の追加関税に関する公聴会が開催される予定で、その後最終リストが決定される見込みです。
各国・地域の経済指標、金融政策決定会合等イベントの予定(2018年8月)
(2018年07月25日)
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