前回は、会社の広報に役立つ、より効果的な「営業のやり方」を紹介しました。今回は、経営者が常に考えるべき「成功するビジネス」の仕組みづくりについて見ていきます。

真面目にやって売れなければ、商品・サービスが悪い!?

前回の続きです。

 

先にも述べましたがリフォーム業界は不況に左右されにくく、常に一定の需要が見込めるという特性があり、他の業界とは少し事情が異なる点もあるかとは思いますが、「真面目にやっていれば報われる」という基本は、どの業界でも言えるのではないでしょうか?

 

もし営業マンがサボらず真面目にやっていて、それでも受注が取れない、売上が伸びないという場合は、商品やサービスそのものを見直す必要があるかもしれません。

 

商品やサービス自体に魅力や他社との差別化がなければ、いくら営業マンが頑張っても、お客様のハートはつかめませんし、売り続けることは難しいのではないでしょうか?

ノルマを追わせる「強引な営業スタイル」はNG

私も経営者として、商品・サービスには絶対の自信がある、「なのに売上げが伸びない」と思ったときがありました。自分の問題を棚に上げ、営業のせいにしてみたりお客様のせいにしてみたり色々な角度から考えましたが、最終的には、部下に営業手法そのものを正しく理解させることができておらず、機能していないのだという結論に至りました。

 

間違った認識で営業を続け、ただノルマを追わせる強引な営業スタイルになっていたのです。お客様のハートを逃がしているだけに留まらず、営業マンが一生懸命仕事をするほど、営業マンも会社も嫌われてしまうという負のサイクルに陥ってしまうところでした。

 

真面目に営業していても契約が取れないということは、やはり経営者である私の問題なのだと100%思えたときから仕組みづくりが加速していきました。

 

そして仕組みが一度出来上がったから大丈夫だと思い込むのではなく、同じことでも色々な角度から何度でも確認をして理解度を深めていく必要を感じたのです。

見込みゼロ客を ヘビーリピーターに変える スゴい営業の仕組み

見込みゼロ客を ヘビーリピーターに変える スゴい営業の仕組み

武蔵原 一人

幻冬舎メディアコンサルティング

「受注が取れない」「売上も伸びない」「営業マンは辞めていくばかり」――負のサイクルを断ち切り、激化する顧客争奪戦を勝ち抜くカギとなる「見込みのない顧客をリピーターに変える仕組み」づくりを3ステップで徹底解説しま…

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