「攻める資金管理」の特徴をまとめると・・・
前回の続きです。
「攻める資金管理」の特徴をまとめてみましょう。外側のゾーンへ到達するほど、次の3つが可能になるのがポイントです。
①「利食い損切り幅」を伸ばしてpipsが抜ける
② 反転する力が強まり「勝率」が上がる
③「取引枚数」を上げて利益額が増える
つまり、期待値の高い3つの項目が組み合わさると、大きく稼げるチャンスといえます。私は、勝率が70%を越えてくるゾーン③より外側にきたときに、大きなチャンス到来と考えています。いわゆる「おいしい相場」といえます。実際に、これまでに大きく稼いだ日は、ゾーン③④⑤のサインが出た日が多いです。
トレードの回数を重ねて「期待値」に近づけていく
しかし3本の矢の教えのように、同じときに3つが組み合わさると、面白いほど勝てます。もちろんすべてのエントリーで勝つことは不可能なので、逆行したら損切りしなければなりません。期待値が高いといって、無茶なトレードをすればいずれ大損します。1回ではなく、100回や1000回トレードしたときに、期待値に収束していくものです。
たとえば、ゾーン③から⑤の間で1000回トレードしたと想定してみてください。勝率が高く、700回以上は優に利食いできます。さらに、この700回以上の勝ちトレードはpips幅も抜けますし、ロットも増やすポイントです。損切りは200回から300回程度あるかもしれませんが、1000回を終えて、私は大きな利益が出ているイメージがふつふつとわいてきます。
ゾーン③④⑤は、この手法で一番勝てる土俵といえます。1分足スキャルピングで勝つ感覚を、あなたもぜひ実感してみてください。
[図表]ゾーン③④⑤は大きく稼げるチャンス