前回に引き続き、著者によるコラムをご紹介します。今回は、「思いを伝えることの難しさ」について考察します。

人に「思いを伝える」ことは難しい

今回は最近感じていることを素直に伝えたいと思います。

 

それは人に思いを伝えることの難しさです。法人の中でもそうです。伝えたい相手が今思っていることが何なのかを予めわかっていたらどんなに話しがしやすいだろうなと思う反面、何を考えているのかわかってしまうと余計に話しがしにくくなることもあるし、同じ話しでも、受け止める相手によって感じ方がまったく違うこともあります。どのようなタイミングで、話しを切り出すべきなのかを考えているうちにそのタイミングをはずしてしまった経験もあります。

 

このような話しを皆さんにすると、まったくだと思う人もいるでしょうし、理事長、何か悩んでいるなと察する人、もしかして自分のことを言っているのかなと勘ぐる人もいるでしょう!

 

すべて正解です!

 

結論ではないですが、このような場合に大事なのは、伝えられる側の立場で伝える側の気持ちをどれだけ汲み取れるかが大事なのだろうと思います。

 

私にはまだそのような技量はありませんが、きっとそんな気持ちで受け止められる人になれれば、どんなに素敵でしょう!

聞くに徹するべきときも、求めに応えるべきときもある

話しの内容によっては相手の話しを聞くことに徹するべき時もあるでしょうし、助言や意見を求められれば、自分の話したいことを伝えるのではなく、相手の求めていることに対して真摯に答える。(この場合は「応える」のほうがいいかな?)

 

「売り言葉に買い言葉」的な会話になりがちなところが私の悪い癖です。

 

つい、「だったら」とか「でも」という言葉で返してしまうことが多く、実はその度に後悔しています。最近、私と会話をした皆さん、思い当たることがあるでしょう?

 

本人は反省していますので、どうぞご理解くださいな。

 

今回のメッセージ、皆さんに伝わったでしょうか?

 

【平成20年5月27日】

医療・介護に携わる君たちへ

医療・介護に携わる君たちへ

斉藤 正身

幻冬舎メディアコンサルティング

悩める医療・介護従事者たちへ、スタッフ900人超を抱える医療・社会福祉法人の理事長が送る「心のモヤモヤ」を吹き飛ばすメッセージ! 日々、頑張っているつもりだけどなぜか満たされない、このままでいいのかと不安になる…

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