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医療・介護従事者に伝えたい「明日へのメッセージ」②

前回に引き続き、著者によるコラムをご紹介します。今回は、「思いを伝えることの難しさ」について考察します。

人に「思いを伝える」ことは難しい

今回は最近感じていることを素直に伝えたいと思います。

 

それは人に思いを伝えることの難しさです。法人の中でもそうです。伝えたい相手が今思っていることが何なのかを予めわかっていたらどんなに話しがしやすいだろうなと思う反面、何を考えているのかわかってしまうと余計に話しがしにくくなることもあるし、同じ話しでも、受け止める相手によって感じ方がまったく違うこともあります。どのようなタイミングで、話しを切り出すべきなのかを考えているうちにそのタイミングをはずしてしまった経験もあります。

 

このような話しを皆さんにすると、まったくだと思う人もいるでしょうし、理事長、何か悩んでいるなと察する人、もしかして自分のことを言っているのかなと勘ぐる人もいるでしょう!

 

すべて正解です!

 

結論ではないですが、このような場合に大事なのは、伝えられる側の立場で伝える側の気持ちをどれだけ汲み取れるかが大事なのだろうと思います。

 

私にはまだそのような技量はありませんが、きっとそんな気持ちで受け止められる人になれれば、どんなに素敵でしょう!

聞くに徹するべきときも、求めに応えるべきときもある

話しの内容によっては相手の話しを聞くことに徹するべき時もあるでしょうし、助言や意見を求められれば、自分の話したいことを伝えるのではなく、相手の求めていることに対して真摯に答える。(この場合は「応える」のほうがいいかな?)

 

「売り言葉に買い言葉」的な会話になりがちなところが私の悪い癖です。

 

つい、「だったら」とか「でも」という言葉で返してしまうことが多く、実はその度に後悔しています。最近、私と会話をした皆さん、思い当たることがあるでしょう?

 

本人は反省していますので、どうぞご理解くださいな。

 

今回のメッセージ、皆さんに伝わったでしょうか?

 

【平成20年5月27日】

医療法人真正会・社会福祉法人真寿会 理事長

昭和31年生まれ。帝京大学医学部卒業。埼玉医科大学病院での研修後、医療法人真正会霞ヶ関中央病院に入職。同医局長を経て霞ヶ関南病院病院長に就任。現在に至る。

主な社会活動として、全国デイ・ケア協会会長、日本リハビリテーション病院・施設協会副会長、埼玉県地域リハビリテーション推進協議会会長。また帝京大学医学部・兵庫県立大学大学院・埼玉県立大学・目白大学等で講師を務める。厚生労働省社会保障審議会介護保険部会臨時委員も歴任。

これまでの著書に『ケアマネジメントと組織運営』(メヂカルフレンド社)、『主治医意見書のポイント』(社会保険研究所)、『ケアプランの上手な立て方』(日本実業出版)等がある。医師、日本リハ医学会認定臨床医、認知症サポート医、社会医学系専門医・指導医。趣味はゴルフ、海外旅行、風景写真、水彩画等。

著者紹介

連載医療・介護従事者が「仕事を辞めたくなったとき」の処方箋

 

 

医療・介護に携わる君たちへ

医療・介護に携わる君たちへ

斉藤 正身

幻冬舎メディアコンサルティング

悩める医療・介護従事者たちへ、スタッフ900人超を抱える医療・社会福祉法人の理事長が送る「心のモヤモヤ」を吹き飛ばすメッセージ! 日々、頑張っているつもりだけどなぜか満たされない、このままでいいのかと不安になる―…

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