システムがトレンドを自動で判定する機能
iサイクル注文の新機能は、システムがトレンドを自動で判定してくれるのが大きなメリットです。ただし、運用をスタートさせるときには、トレンドの転換サインを出すテクニカルが、今の相場の動きを捉えているかどうかを確認しておくと安心です。
[図表1]のチャートはドル/円の12時間足です。チャートには、移動平均線とMACDを表示しています。画面右側の部分では、MACDがゴールデンクロスし、その後、相場も上昇しています。「トレンド機能」でMACDを選択していれば、MACDがデッドクロスをするまで、買い注文が繰り返され、利益を積み上げることができます。一方、同じ期間で移動平均線を選んでしまうと、相場が上昇しているにもかかわらず、注文は「売り」になっているので含み損が増えてしまいます。
相場と同時にテクニカルチャートの動きもチェック
そうならないためにもテクニカルは「売り」なのか「買い」なのかを確かめ、サインが出たときと比べて現在の相場がそれより上か下かを確かめましょう。
また、相場には明らかなトレンドが発生していても、[図表2]のように、MACDが下に張り付いてしまうこともあります。このときにMACDを利用していると、売り注文と買い注文が交錯し、損切りが連続する可能性があるので、注意が必要です。
[図表1] スタートする時テクニカルチャートのどこを見る?
[図表2] 相場の動きと同時にテクニカルチャートの動きもチェック