長期線と短期線のクロスでトレンドの変換を判定
「iサイクル注文」の新機能をボラティリティ方式で設定する際には、トレンド転換を判定するテクニカルを移動平均線またはMACDから選択できます。移動平均は長期線と短期線のクロスでトレンドの転換を判定します。長期線と短期線の期間は、利用するチャートの足種によって変化します。
たとえば日足チャートの場合には、25日移動平均と75日移動平均の組み合わせになります。この組み合わせは、外為オンラインのシミュレーション結果をもとに、最も効率よく機能するよう設定されていますので、自分で数値を変更することはできません。
テクニカル指標とチャートの足種をどう選ぶか?
MACDはチャートの足種にかかわらず、基本的にEMA、MA1=12、MA2=26、シグナル=9で設定されています。チャートの足種は6つのうちから選択できますが、移動平均を利用する場合には1時間足はなく、MACDを利用する場合には、4時間足は選択できません。いずれもテクニカル指標がうまく機能しないことが外為オンラインの検証によって判明したからです。
テクニカル指標とチャートの足種をどう選ぶかは、取引する通貨ペアのチャートを見て、過去のトレンド転換時にうまく機能している組み合わせを選択するといいでしょう。次回以降では、実際のチャートを検証します。
[図表]