何事も「自分主体」に考えるのが貧乏な人の特徴
貧乏な人の考え方には大きな特徴があります。何でも自分主体に考えがちで、概して「我欲」に左右されがちです。一方、お金持ちは、常に自分以外の人のためを思って行動したり、お金を使っています。ひとことで言うと「利他の心」が強いのです。
100人の前で夢を語る2人がいます。
Aさん「フェラーリに乗って、かわいい彼女とドライブして、プール付きの豪邸に住みたい」
Bさん「日本には盲学校が足りないから、目の不自由な人が一人でも多く学べる学校をつくりたい」
この2人に対して世間の人たちがいったいどのような印象を抱くか、想像してみてください。まずAさんに対しては、100人全員が「どうぞご自由にやってください」と冷たい目を向けます。なぜなら、Aさんの夢はすべて「我欲」「自分事」であるからです。
どれだけスケールの大きな夢を語ったとしても、それが「自分事」である限り、他人からはなかなか共感されにくいのです。そしてBさんの夢に対しては、100人全員が温かな賞賛の声を送るはずです。なぜなら、Bさんの夢はすべて「利他的」だからです。
「利他的な行動」がお金持ちの大原則
さらに言うと、今後Aさんが自分の利己的な夢を叶えることは、なかなか難しいと考えられます。利他的な考え方が〝自分のルール〟として身に染みついているであろうBさんのほうが、夢を成功させる可能性が高いです。
Bさんのような〝自分のルール〟を持つことができれば、今はお金がない人も、どんどんお金にモテ始めて、お金持ちになることも夢ではないのです。
「利他的に行動する」というのは、ルールの中でも大きな原則ですが、ルールにはもっと細かいものも多数存在します。