前回は、給料制のサラリーマンに「不労所得」が必要となる理由を説明しました。今回は、なぜサラリーマンの副業として「アパート経営」が最適なのかを見ていきます。

不動産なら価値がゼロにならず、安定した利益を生む

サラリーマンが本業の妨げになることなく、年収を300万円増やすベストな方法は、何か?ずばり言いましょう。それはアパート経営です。

 

その理由は3つあります。順を追って説明します。

 

①ローリスク

 

サラリーマンにとって、最も重要なことはローリスクであることです。既に本業で一定収入があるのですから、投資戦略としては、ハイリスク・ハイリターンの一攫千金を狙うようなものではサラリーマンのメリットが活かせません。

 

アパート経営が株やFXと違う大きな点は、不動産は価値がゼロになることはなく、またそのもの自体が安定して利益を生むということです。

 

後ほどくわしく説明しますが、本書ではアパート経営をする土地を東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)に限定しています。バブル崩壊後の今、土地の値段は、東京圏内などは20年後も30年後もほとんど変動しないでしょう。

 

建物も同じです。一攫千金もない替わりに、株やFXのように一瞬にしてタダ同然になることもないのです。

アパート経営はローリスクで「レバレッジ」も効く

②レバレッジが効く

 

FXのようなレバレッジを使った取引は、元手資金が少なくても大きな取引ができる点が魅力ですが、その分ハイリスクなものになります。これはサラリーマンが取るべき方法ではありません。

 

ところがローリスクなアパート経営にもレバレッジ効果があります。これには、少し驚かれるのではないでしょうか? FXならば、ハイリスクを引き受ける替わりにレバレッジ効果が得られるものですが、先述したように、アパート経営はローリスクなのにレバレッジが効く。サラリーマンにとって、こんなに強力な武器は他にありません。

 

どういう意味かはこの後じっくり説明していきますが、簡単に紹介しておけば、たとえば事業資金1億円のアパート経営を自己資金1000万円から始めたとします。この場合のレバレッジは10倍になるわけです。もちろん、ローリスクの運用が可能です。

 

この話は次回に続きます。

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    本連載は、2014年11月27日刊行の書籍『サラリーマンが30代から「アパート経営」で年収を300万円以上増やす方法』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

    サラリーマンが30代から「アパート経営」で年収を300万円以上増やす方法

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    田脇 宗城

    幻冬舎メディアコンサルティング

    広がる格差、上がらない給与、将来に備えた生命保険や家のローンに子どもの教育費・・・。働けど働けど出費は増える一方なうえに、将来に対するお金の不安も拭えないという30代のサラリーマンは多いでしょう。 年収がプラス30…

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