前回は、サラリーマンの副業として「アパート経営」が最適な理由を説明しました。今回は、サラリーマン業とアパート経営で年収800万円を実現する方法を見ていきます。

営業目標、人間関係に悩む必要がない「アパート経営」

ローリスクで安定収入。なんといってもこれがアパート経営の魅力です。

 

アパート経営は、入居者を確定してしまえば、あとは毎月家賃がほぼ自動的に入ってきます。ほかの事業のように「お客さんが来ない月は収入ゼロ」ということはありません。

 

しかも安定収入を得るまでの期間が非常に短いところも特長です。たとえば35歳で年収500万円のサラリーマンが年収800万円になるには、熾烈な出世ゲームを勝ち抜いた上で何年間も要します。この時点でへたをすれば50代かもしれません。

 

ところがアパート経営であれば、計画開始から物件完成までのおよそ1年後にはそれが実現できてしまうのです。しかもその後の運営は、管理会社に任せてしまうのでアパート経営で、毎日目標数字の重圧や人間関係に悩む必要はありません。

複数の安定収入源は、精神衛生上もかなりのメリット

ならば脱サラしてアパート経営だけで食べていきたいと考える人もいると思います。しかし、アパート経営だけでローンの返済額などを差し引いた利益800万円を生み出すのは困難です。そのためにはアパートを3棟以上持つ必要があるでしょう。

 

年収500万円以上を数十年も安定的に稼げる、サラリーマンという職業は非常に強い武器なのです。

 

始めの事業計画と、建てた後の管理を任せるパートナーをしっかり選定すれば、サラリーマン大家のアパート収入は、安定収入が見込めます。

 

複数の安定した収入源があるというのは、精神衛生上かなりのメリットです。

 

とはいえ、いずれ脱サラしてアパート経営だけで食べていくことも、決して無理なことではありません。実際にアパート経営を始めてから数年後に、脱サラして豊かに暮らしている人も大勢います。そのためには、まずは1棟を所有して計画を立てることです。

 

もし、定年までに複数の物件を持つことができれば、老後はどこに住むのも自由です。南の島で夫婦2人、優雅に暮らすことも夢ではありません。

本連載は、2014年11月27日刊行の書籍『サラリーマンが30代から「アパート経営」で年収を300万円以上増やす方法』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

サラリーマンが30代から「アパート経営」で年収を300万円以上増やす方法

サラリーマンが30代から「アパート経営」で年収を300万円以上増やす方法

田脇 宗城

幻冬舎メディアコンサルティング

広がる格差、上がらない給与、将来に備えた生命保険や家のローンに子どもの教育費・・・。働けど働けど出費は増える一方なうえに、将来に対するお金の不安も拭えないという30代のサラリーマンは多いでしょう。 年収がプラス30…

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