今回は、FX投資の成功を左右する「ペイオフレシオ」について見ていきます。※本連載は、日本で初めて非営利でFX教育を行う、一般社団法人日本FX教育機構の代表理事・野口健幸氏の著書、『FXで幸せになる、超カンタン、これだけ! FX初心者の主婦でもできた成功者の実例付』(本の泉社)の中から一部を抜粋し、FX投資の基礎知識とFXトレーダーの体験記をご紹介します。

「平均利益÷平均損失」から求める損益率の値

初心者の方がFXで利益を出すための基本的をお教えします。それは、利益を出すための基本的な見方を知ることです。

 

例えば、自分の体を例にします。自分の体の特徴を示すときに使う言葉は何でしょうか。それには、身長と体重で自分の体の特徴を言うことができます。このように、FXのトレードにおいても、自分の利益に繋がるか繋がらないかを判断する基本的な測り方があるのです。その測り方の一つがペイオフレシオです。これを知っているのと知らないのでは、大きな差がでます。

 

ペイオフレシオ(略してPRと言います)とは、損益率のことで、次の式で計算します。

 

「平均利益÷平均損失」

 

この数値が大きいほど、好ましいと判断します。次の図表1のペイオフレシオの計算をご覧ください。

 

[図表1]ペイオフレシオの計算

上の図表1は、勝ちが75pips(FXは価格の変動の単位をpipsで表します)で、負けが75pipsの場合にペイオフレシオPRが1になることを示しています。

 

順に説明すると、勝ちトレードが100pipsと50pipsの2回あるので、利益は両者を足して150pipsとなります。またトレード回数が2回なので、150pipsを2で割ると75pipsになります。これが平均利益の①です。

 

一方、損失については100pips、50pisp、75pipsと3回あり、合計の負けが225pipsです。また、負けトレード回数が3回あるので225pipsを3で割ると75pipsになります。これが平均損失の②になります。

 

ペイオフレシオは、平均利益を平均損失で割るので、75pips÷75pipsで、ペイオフレシオは1となります。

PR値と勝率から「安全領域と危険領域」の判断が可能

続けて次の図表2の安全領域と危険領域をご覧ください。

 

[図表2]安全領域と危険領域の図

曲線で書かれた部分を境にして安全領域と危険領域に分かれています。曲線より右側の部分が「安全領域」といって、FXを安全にトレードできる領域です。曲線より左側の部分は「危険領域」といって、FXで破綻してしまう領域です。

 

例えば、A点をPR5で勝率50%の地点としましょう。この領域だと安全領域に属しているので、いくらトレードを行っても破綻しません。

 

次に、B点をPR1で勝率80%の地点としましょう。この領域も安全領域で、一見、現実的なように見えます。

 

実は、B点はそう見えるだけなのです。何故かと言うと、勝率は実際にトレードをしてみないとわからないからです。もし勝率が予想よりも下がり勝率40%になると、B点は勝率50%が安全領域と危険領域との境のため、とたんに危険領域に入ってしまいます。

 

勝率80%でトレードを行っている人は、何かの拍子で自分のトレードの勝率が40%になってしまうことがないとは言えないのです。このことを知っているのと知らないでは、結果に大きな違いが生じてきます。特に、初心者の方は、高い勝率の場合が多く、ペイオフレシオをあまり気にしません。仮にペイオフレシオが1であった場合、勝率によって資金が増減しますので、どうしても勝率に注目してしまいます。でも、勝率はあまりコントロールできないのです。

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    子育てをしながら生活費を稼がなくてはいけない状況下でFXと出会い成功した著者、野口健幸。 FXを通じて出会った仲間達と日本で初めてとなる非営利でFX教育を行う「一般社団法人 日本FX教育機構」を2014年3月に立ち上げ、現在…

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