リーマンショック時にも安定していた「不動産価格」
2008年リーマンショックのとき、日経平均株価は最高19033.71円から最低8455.35円まで動き、最大で約56%も下落しました。
一方、リーマンショックのあおりを受けていますが、国土交通省/地価公示価格によると公示地価の下落率は6%程度で、不動産価格は安定していたといえます。
とくに、日本随一高い資産価値を備える都心部は、早い回復を示しました。
2014年にはアベノミクスによる期待感にも後押しされて、対前年比変動率がプラスに転換し、以降堅調に推移しています。
資産をすべて不動産で持つ必要はありませんが、このような現象から、安定資産としてあなたのポートフォリオの中に入れてもいいのではないでしょうか。
お金を増やす安定した方法というのは少ないもので、株式の場合などは非常時やニュースがあると暴落したり暴騰したり、相場が安定するまでに半年、1年かかるなどしますが、不動産投資はそのような金融商品と比べると安定しています。
インフレ時には「物件価格」が上がる
そもそも、インフレとは貨幣の価値が下がり、モノ(不動産)の価値が上がることをいいます。逆にモノの価値が下がっていくのがデフレですが、デフレになると3000万円だったマンションの価格が2800万円、2600万円と下がっていきます。
不動産投資の場合、インフレのときは物件価格が上がると考えられます。
ですから、貨幣の価値が下がってモノ(不動産)の価値が上がるので、売却価格も上がり、家賃も上がるだろうと考えられるので有利です。逆にデフレ傾向になったとしても、売却価格の下落こそありますが、家賃収入は安定的に入ってくるので安心です。
つまり、インフレ傾向でも、デフレ傾向でも不動産投資は、安定していると考えられるので、あなたの資産に入れない手はありません。
投資目的の値上がりによる差益を得るもよし、10年~15年と長期で、保有して家賃収入を得続けるのもよしです。
家賃収入でローンの支払いをしているので、毎月残債が減ります。物件の売却価格がローンの残債よりも高ければ、購入価格より値下がりしたとしても手元にお金が残ります。つまり、物件価格が下落しても収益を上げられるのです。
長くなりましたがまとめますと、「なぜ東京五輪前にできるだけ早く買ったほうがよいか」といったら、次の4つの理由にまとめられます。
1つ目に、インフラの整備により都市の価値が上がっていく。2つ目に、リーマンショックを例にとってみても、不動産価格は安定していた。3つ目に、インフレ傾向でもデフレ傾向でも家賃収入が安定的に入り続ける。4つ目に、早く始めれば、それだけ早く自分の収入になる。
これらの理由から、あなたも早くから検討することをおすすめします。
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