今回は、「東京」で不動産をするなら、「今」といえる理由を見ていきます。※本連載では、株式会社ベルテックス代表取締役・梶尾祐司氏の著書、『20代、30代の大家が急増中! 勝てる不動産投資』(株式会社パレード)の中から一部を抜粋し、若年層の資産形成に最適な不動産投資術を解説します。

オリンピック開催に向け、地価高騰が期待される東京

ここ数年不動産市況は右肩上がりです。

 

「東京五輪まで東京の不動産価格は上昇し続ける!?」

「東京五輪が終わったら東京の不動産価格は必ず下落する!?」

 

など、さまざまな憶測が流れています。

 

今のタイミングで買ったほうがよいかを問われれば、

 

「できるだけ早く買ったほうがよいでしょう」と私は答えています。

 

なぜならばロンドンオリンピックのときも、それ以降も、ロンドンの地価は十数年以上ずっと上がっています。理由の1つとして考えられるのが都市のインフラがより整備され、生活しやすくなって都市の価値が上がったからです。

 

ですから、日本も同じようにインフラが整備されることによって、東京の価値が上がると予想されます。

 

また、2025年都市別GDP、人口、ともに世界第1位の東京ですから、東京に不動産を持つのは、将来的にも間違いない選択といえるでしょう。

今から or 3年後・・・どちらが不動産投資に有利?

次に、「今から東京で不動産投資を始めるAさん」と、「3年後に不動産投資を始めるBさん」がいると想定するとして、その違いについてお話します。

 

まず、確実にいえることは、AさんとBさんとの違いは、3年間分の家賃を受け取れるか受け取れないかです。

 

仮に、今、2000万円の価格(家賃7万円)となっている不動産投資を始めたAさんと、3年後に始めるBさんでは、Aさんは3年間分の家賃を受け取ることができます。一方、BさんはAさんが受け取った3年間分の家賃(252万円)以上安く(1748万円以下で)この物件を購入しなければ有利とはいえません。それが違いです。

 

後述しますが、家賃で価格が決定づけられている傾向にもあるように、東京五輪が終わったからといって、3年間に家賃が大きく変動するということは考えづらいです。つまり、3年間分の家賃を受け取って早く始めたほうが断然いいはずです。
 

 

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本連載は、2017年7月25日刊行の書籍『20代、30代の大家が急増中! 勝てる不動産投資』(株式会社パレード)から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には一部対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

20代、30代の大家が急増中! 勝てる不動産投資

20代、30代の大家が急増中! 勝てる不動産投資

梶尾 祐司

株式会社パレード

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