「視野検査」で問題がなければ心配ない
Q:定期検診で「左目が視神経乳頭陥凹です。緑内障の疑いがあるが治療は必要なく、1年に1回の検査でいいでしょう」とのことでした。片目で風景を見たとき、左目の鼻側の視野が欠けていましたが、再受診で「異常なし」と言われました。1年に1回の検査で大丈夫ですか?
A:視野検査がしっかりできており、それで異常なければ問題ありません。通常、視野狭窄を自覚するのは、かなり進行してからです。
Q:「視神経乳頭陥凹拡大疑い」と診断されました。
A:視神経乳頭陥凹拡大は、視神経の病気で起こる状態です。緑内障の可能性もあります。
視野以外の異常がないなら、定期的に様子を見る
Q:強度近視のため、3カ月に1回程度定期検診を受けています。「視野検査で網膜に弱い所があるので、ボーダーラインです。様子を見ましょう」と言われました。強度近視だと緑内障になるリスクは高いですか?
A:診察した医師は自動視野計の判断結果をそのまま話したのでしょう。強度近視で網膜に萎縮した箇所などがあると、その部分の視野の感度が悪くなってきます。自動視野計ではそれをひろってボーダーラインと判断している可能性はあります。視野以外は異常がないようなら定期的に様子を見るだけでよいでしょう。