今回は、保有するクレジットカードの数は「信用情報」に影響するのかどうかを見ていきます。※本連載では、株式会社クレア・ライフ・パートナーズ代表取締役・工藤将太郎氏の著書、『入社1年目から差がついていた!お金が貯まる人は何が違うのか?』(すばる舎リンケージ)より一部を抜粋し、今日から実践できる、お金を貯めるための簡単な習慣をご紹介していきます。

複数のクレジットカード所有で要注意人物に!?

あなたは、クレジットカードを何枚持っていますか?

 

そう質問をすると、たいてい3枚や4枚は持っているという答えが返ってきます。

 

なかには「7枚持ってます!」と答えてくれる人もいます。

 

今は学生が手軽につくれる「学生カード」などもあり、学生のうちからクレジットカードをつくった人も多いのではないでしょうか?

 

また、ショッピングモールなどで買い物をしたときに、「今このクレジットカードに入会すれば、お買い物券をプレゼントします」などと勧誘されたことがあるかもしれません。

 

ショッピングサイトを訪れたら、「このクレジットカードなら、買い物のたびにポイント4倍!さらに3000ポイントプレゼント!」といった派手な広告が目に飛び込んでくることもよくありますよね。

 

たいていは「今なら年会費無料」という条件がセットなので、「そんなにお得なら、入会してみようかな」と思ってしまうでしょう。

 

でも私は、クレジットカードの枚数が多い人がいると、そのたびに、「大丈夫!?」と心配になってしまいます。

 

なぜなら、持っているクレジットカードの数が多いと、お金の世界では〝要注意人物〟と見なされてしまう可能性があるからです。

銀行やカード会社などが重視する「信用情報」とは?

「信用情報」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

これは、生年月日や勤務先などの個人情報と、クレジットカードやローンの契約・利用状況が記録されたものです。

 

クレジットカードを何枚持っていて、いつどれくらいの額を利用し、返済したのか、ローンの残高はいくらあるのかなど、取引に関するあらゆる情報が含まれます。

 

この情報は、「信用情報機関」というところに登録されます。銀行やカード会社などは、この情報を見て、人を評価します。

 

このとき、クレジットカードの枚数が多い人は、それだけで評価がガタ落ちしてしまう恐れがあるのです

「お金の管理ができないルーズな人」と見なされてしまうからです。

 

あなたが将来結婚して、子どものためにマイホームを買いたいと思っても、どの金融機関からも「住宅ローンは組めません」と門前払いされる可能性があります。

 

「まさか、その程度のことで」と思うかもしれません。

 

でもそれくらい、お金の世界ではクレジットカードの情報が重視されるのです。

本連載は、2017年4月27日刊行の書籍、『入社1年目から差がついていた!お金が貯まる人は何が違うのか?』(すばる舎リンケージ)から抜粋したものです。稀にその後の税制改正等、最新の内容には一部対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

入社1年目から差がついていた! お金が貯まる人は何が違うのか?

入社1年目から差がついていた! お金が貯まる人は何が違うのか?

工藤 将太郎

すばる舎リンケージ

「年収が低くて、お金を貯めるのが大変」、「どうしても貯金が続かない」──20代、30代の人たちがお金を貯めるには、切り詰めた節約をしなければならないというイメージがあるようです。 しかし、年収が低くても、ズボラでも…

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