会社の業績を上向きにする「堅実な思考」とは?

今回は、会社の業績を上向きにする「堅実な思考」について見ていきます。※本連載は、激安自販機を展開する株式会社サンエイの代表取締役、松岡祥一氏の著書、『たった3台の中古自販機から年商30億円企業に! 100円玉で人生の「放浪者」から「成功者」になった私の転身術』(合同フォレスト)の中から一部を抜粋し、成功する経営者の行動学について説明します。

経営者が注意したい「やみくもなプラス思考」

「自分は運がいい」と信じるのは、ただやみくもにプラス思考でいるのとは少し違います。なんでもかんでもプラスに考えようとすると、お客さんから注文をキャンセルされても、クレームがあっても「そんなこともあるよね。大丈夫、気にしないでおこう」となります。

 

しかし、ほんとうに運を大切にする人は、もう少し注意深く考え、原因を追究します。

物事の「プラス面・マイナス面」をしっかりと見る

私は、一見、豪快で、なんでもかんでも果敢にチャレンジして、失敗を気にしないように見え、多くの人には、「だから成功しているのだ」と思われているようです。

 

ただ、私のことをよく知る人は、「見た目よりも堅実」だということを知っています。実際、「これや!」と思うことがあっても、すぐにお金をつぎ込んだりはしません。まずは、現在の状況を調べ、できるかどうかの可能性を探ります。

 

自販機ビジネスを、大阪以外の土地で拡大しようとしたときも、何度も事前の調査を繰り返しました。

 

最初は、大阪の次の候補に沖縄での展開を考えました。なぜなら、単純に「暑い土地であれば、ドリンクが売れるだろう」と思ったからです。

 

でも、実際に現地に行ってみると、沖縄は車社会。道端に自販機を設置しても、わざわざ車を止めてまで買ってくれるとは思えません。残念ですが、沖縄での展開はあきらめざるを得ませんでした。そして、次に候補にあがったのが、人口の多い東京だったのです。

 

物事には、プラスの面とマイナスの面が必ずあります。どちらもしっかり見たうえで、バランスよく前向きに考えることが、運気をアップし、夢を叶える早道になるのです。

株式会社サンエイ 代表取締役

1974年、大阪府羽曳野市生まれ。中学卒業後、鉄筋工、鳶、板前見習い、漁師、トラック運転手、線路工事などの職を転々とし、23歳のときに知人の勧めで自動販売機で飲料の販売を始める。
その後25歳のときに、飲料販売を営む「スーパードリンク」を興す。激安自販機、飲料の卸売事業を展開しながら、売り上げを30億円にまで伸ばす。
40歳のときに、M&Aで会社を売却し、以前からの夢であった沖縄に家族とともに移住。現在は福岡で株式会社サンエイを設立、激安自販機を展開し、沖縄で起業家を目指す若手の育成に励んでいる。
また、沖縄でスタートしたジャンボニンニクを特産品にする農業ビジネスは、体験型農業、ふれあい動物園、宿泊施設などの建設企画にも発展。同時に、カンボジアでNGO活動を活発に行っており、学校の設立や慈善事業などにも力を入れている。

著者紹介

連載3台の中古自販機から「年収30億円企業」を育てた社長の行動学

たった3台の中古自販機から年商30億円企業に! 100円玉で人生の「放浪者」から「成功者」になった私の転身術

たった3台の中古自販機から年商30億円企業に! 100円玉で人生の「放浪者」から「成功者」になった私の転身術

松岡 祥一

合同フォレスト

以前は、どんな仕事をしてみても興味が持てず、いつも「どうやってサボったろか」「早く遊びに行きたい」などとばかり考えていました。 そんな私が、どうやって夢を持つようになったか。そして、夢や目標を次々と実現するこ…

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