今回は、為替レートや株価の動きを示す「ローソク足」の見方や使い方について解説します。※本連載では、バーニャ マーケット フォーカスト代表の水上紀行氏の著書『超入門 24時間まかせて稼ぐFX戦略投資』(扶桑社)の中から一部を抜粋し、FXで利益を出すための基礎知識を分かりやすく解説します。

高値と安値を示す線の頂点「ヒゲ」

投資の世界で為替レートや株価の動きを示すとき、折れ線グラフの代わりに使われているのが「ローソク足(あし)チャート」という独特の形状をしたグラフです。

 

四角く囲った実体部分とそこから上下に突き出した2本の線で構成されたローソク足の特徴は、1つの足の中に、期間中の4つの価格情報が示されている点です。実体部分の上辺と下辺が示しているのは始値と終値で、そこから突き出した「ヒゲ」と呼ばれる線の頂点は高値と安値を示しています。

実体の色と長さ、ヒゲの長さで値動きがわかる

期間中、為替レートが上昇したら実体部分の下辺が始値、上辺が終値となり、「陽線」と呼びます。下落した場合は「陰線」と呼び、上辺が始値、下辺が終値です。

 

ローソク足の実体部分の色の違いと長さ、実体部分から突き出た上ヒゲ(高値)・下ヒゲ(安値)の長さを見れば、その期間中に起こった値動きの詳細をあとから推測することが可能です。

 

たとえば、上ヒゲや下ヒゲがまったくなく実体部分が長い陽線は、「大陽線」と呼ばれ、その期間中の取引が始まってから終わるまで一直線に上昇が続いたことを示しています。下ヒゲが異常に長いのは、いったん猛烈に下げたものの急速に値を戻したことを意味し、下値が底堅い証拠です。

 

始値と終値が同値で、実体部分がない「十」の字のようなローソク足は「寄引同時線」や「十字線」と呼ばれ、投資家が迷っているシグナルです。相場の天井圏や大底圏で出現すると値動きが反転する前兆になります。

 

まずはローソク足の形を一目見て、為替レートがどう動いたか、値動きのディテールやニュアンスをイメージできるようになりましょう。ちなみにローソク足1本が1日分の値動きなら「日足(ひあし)」、1週間分なら「週足(しゅうあし)」、1カ月分なら「月足(つきあし)」チャートと呼びます。

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    本連載は、2017年3月31日刊行の書籍『超入門 24時間まかせて稼ぐFX戦略投資』から抜粋したものです。稀にその後の税制、法改正等、最新の内容には一部対応していない場合もございますので、あらかじめご了承ください。

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