高収益への近道は高い入居率の維持
私はサラリーマン大家を目指す方に新築・木造・3階建てアパートを強く推奨しています。なぜ「新築」で「木造」で「3階建て」なのか。これについて、一つひとつ詳しく説明していくのが本書の目的です。やや専門的な話も多くなってきますが、できるだけシンプルにわかりやすくお伝えしていきます。
導入としてまずお話ししておきたいことは、新築・木造・3階建てアパートの「入居率の高さ」についてです。成功を体験しながらステップアップしていくサラリーマン大家にとって、高い入居率を維持することが、安定した収益を保証してくれます。
もし、入居率が低かったら、満足な家賃収入を得られず、ローン返済や諸経費の支払いでいっぱいいっぱいになってしまい、手元にお金を残すことはできません。もちろん、これでは生活を豊かにすることはできませんし、将来的に2棟、3棟と増やしていく余裕も出てきません。
大手が参入しない分野でも入居率が高いアパートは存在
ですから、不動産投資では、「とにかく高い入居率を維持して、継続して理想的な家賃収入を得ていくこと」、これがサラリーマン大家が不動産経営を続けていく上での必須課題となってきます。
これは私も本事業を進めていくうちにわかったことですが、新築・木造・3階建てアパートはほかの建物に比べて、とにかく入居率が高いのです。私の会社を例にすると、時期によって若干の変動はありますが、平均して入居率は96%以上という数値を達成できています。この高入居率こそが、新築・木造・3階建てアパート最大のアピールポイントと言えるでしょう。