「現場見学会」に参加して家造りのヒントを得るには?

前回は、住み心地を左右する「光と風」を重視した設計を取り上げました。今回は、「現場見学会」に参加して家造りのヒントを得る方法を紹介します。

技術力、安全への取り組み…会社のこだわりを知る機会

実際の家造りに活かせるヒントとなるのが現場見学です。

 

住宅会社のホームページを検索してみると、現場見学会を行っている会社がたくさんあります。各会社がどのような家を造っているのかはもちろん、普段では見ることが困難な基礎現場や構造など詳しく見学することが出来ます。

 

また、どんな職人が現場で作業をしているのか、技術力や安全への取り組み、会社のこだわりを直接知る機会となります。

 

すでに完成し入居している家の「住み心地見学」を行っている会社もあるので、こちらも積極的に訪問することをお勧めします。

現場見学会を実施していない場合は…

その会社が造った家の仕上がりや、広告でうたっている「夏涼しく、冬暖かい家」が本当はどうか、光熱費の変化などを実際に住んでいる人の生の声で聞くことができるのです。また工事中の会社の対応はどうだったのか、建設中のトラブルや、その際に住宅会社はどのように対応してくれたのか、そもそもその会社に依頼して結果的にどうだったのか、といった住宅会社の営業マンに直接聞けない話も聞くことができるチャンスです。

 

会社のレベルは体験すればわかります。現場見学会を実施していない場合は、その会社が建てた入居者宅を見学させてもらえるよう依頼しましょう。

 

通常は案内してくれるはずです。もし依頼を拒絶する会社であれば、自社の施工に自信がない、施工後にトラブルが多発している……といった可能性が考えられます。

 

これから建つ過程の家を見ること、実際に建った家を見ること、それぞれ知りたい目的に合わせて現場見学を活用することでモデルハウスでは実感できないリアルな体験が実現します。

 

[図表1]外断熱材が使われている建設現場

(旭化成建材・ネオマフォーム)
(旭化成建材・ネオマフォーム)

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    株式会社緑建設 代表取締役社長

    1973年、神奈川県相模原市生まれ。
    高校卒業後、小売業系の会社に就職。
    その後商社への転職を経て、20歳の時に緑建設に入社。
    父であり前社長の齋藤進氏の下で現場監督8年、営業職10年の下積み修業を経て、2011年より現職に就任。
    1973年に創業した先代の、“家は「売る」ものではなく、お客様のこだわりを叶えるために「造る」もの”という姿勢を貫いている。
    現職就任後は「いつでも真向勝負」をモットーに、外断熱工法の木造注文住宅に徹底してこだわり、お客様にとって「住み心地」のよい家の在り方を追求し続けている。

    著者紹介

    連載「理想の家造り」のための注文住宅基礎知識

    本連載は、2017年2月27日刊行の書籍『改訂版 いい家は注文住宅で建てる』(幻冬舎メディアコンサルティング)の本文から一部を抜粋したものです。

    改訂版 いい家は注文住宅で建てる

    改訂版 いい家は注文住宅で建てる

    齋藤 正臣

    幻冬舎メディアコンサルティング

    人生で一番大きな買い物、「マイホーム」。理想のイメージばかりが先行して、見当違いな設計に後悔したり、不本意な金額を払ったりするハメに陥らないために、まずは住宅オーダーの基本を学びましょう。「よい見積り、悪い見積…

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