書籍詳細

『潜入取材、全手法』

潜入取材、全手法

横田 増生

出版社名:KADOKAWA

発行年月:2024年9月

企業に最も恐れられるジャーナリストが、その手法を惜しげもなく明かした!

誰でも出来る、誰でも書ける。
企業に最も恐れられる潜入取材のプロが、そのノウハウを全公開!
読書術に文章力を高める方法はもとより、レポート作成からセクハラ・パワハラ対策まで全方位に活かせる決定版。

潜入取材の技術はブラック企業対策にもなり、現代社会における強力な護身術となる。
ユニクロ、アマゾン、ヤマト運輸、佐川急便からトランプ信者の団体まで。数々の組織に潜入することで、世に知られていない実情を掘り起こしてきたプロが、証拠集めの調査方法から裏取りの仕方、執筆、更には訴訟対策に至るまで全技法を伝授する。
潜入取材は欧米では当たり前、実は王道の手法である。日本では少ないが、それはブルーオーシャンということだ。著者の取材経験を基に、実例ですべてを解説。名誉棄損裁判でユニクロに完勝した経緯も詳細に記す。
■潜入取材は企業や政治家の不正行為や不祥事への抑止力
■卑怯なのは情報を公開しない企業
■秘密録音は違法ではない

文章力、取材力は上げられる。
■天候や匂いBGMも書き留める
■手書きの取材ノートは身を助ける
■朗読CDを入眠時に使う
■ワード読み上げ機能を使い推敲する
■初稿の段階が勝負の分かれ目

【目次】
まえがき
第一章 いかに潜入するか
第二章 いかに記録をとるか
第三章 いかに裏をとるか
第四章 いかに売り込むか
第五章 いかに身を守るか
第六章 いかに文章力をつけるか
あとがき
参考文献一覧


ジャーナリスト

1965年福岡県生まれ。関西学院大学を卒業後、予備校講師を経て、アメリカ・アイオワ大学ジャーナリズム学部で修士号を取得。93年に帰国後、物流業界紙『輸送経済』の記者、編集長を務める。99年よりフリーランスとして活躍。2020年に『潜入ルポamazon帝国』で第19回新潮ドキュメント賞、「潜入ルポ アマゾン絶望倉庫」で第26回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞(作品賞)を受賞。22年に『「トランプ信者」潜入一年 私の目の前で民主主義が死んだ』で第9回山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞。

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