書籍詳細

『書いてはいけない 日本経済墜落の真相』

書いてはいけない 日本経済墜落の真相

森永 卓郎

出版社名:フォレスト出版

発行年月:2024年3月

筆者がテレビやラジオなど、メディアの仕事をするようになって四半世紀以上が経過した。その経験のなかで、メディアでは、けっして触れてはいけない「タブー」が3つ存在した。

(1)ジャニーズの性加害
(2)財務省のカルト的財政緊縮主義
(3)日本航空123便の墜落事件

この3つに関しては、関係者の多くが知っているにもかかわらず、本当のことを言ったら、瞬時にメディアに出られなくなるというオキテが存在する。

正直言って、私は3つのタブーのうち、ジャニー喜多川氏の性加害問題の解決がもっとも難しいと考えていた。しかし、メディアが動いたことで、事態は急速に展開した。世のなかは変えられるのだと感じたのだ。

じつは、3つのタブーに関しては共通の構造がある。

①絶対的権力者が、人権や人命や財産に関して深刻な侵害を行なう。
②その事実をメディアが報道せず、被害が拡大、長期化していく。
③そうした事態について、警察も検察も見て見ぬふりをする。
④残酷な事態が社会に構造的に組み込まれていく。

本書で私が行なうのは、そうした現状を打破するための告発である。(本文より)

経済アナリスト
獨協大学経済学部 教授

1957年7月12日生まれ。東京都出身。東京大学経済学部卒業。日本専売公社、経済企画庁、UFJ総合研究所などを経て現職。

主な著書に『なぜ日本だけが成長できないのか』『消費税は下げられる!』『雇用破壊』『親子ゼニ問答(森永康平氏との共著)』『長生き地獄 資産尽き、狂ったマネープランへの処方箋』(いずれも角川新書)など。『年収300万円時代を生き抜く経済学』(光文社)では、“年収300万円時代”の到来をいち早く予測した。執筆のほか、テレビやラジオ、雑誌、講演などでも活躍中。

2022年3月28日には新刊『長生き地獄にならないための 老後のお金大全』(KADOKAWA)を発売。

著者紹介

掲載記事

[連載]森永卓郎が「決死の思い」で伝える日本経済の“タブー”

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