書籍詳細

『明日誰かに話したくなる 王家の話』

明日誰かに話したくなる 王家の話

弥嶋 よつば(著)
平松 健(監修)

出版社名:KADOKAWA

発行年月:2023年6月

【人気YouTubeチャンネル「よつばch」、待望の書籍化】
権力を分散させないために、近親婚を繰り返したスペイン・ハプスブルク家。「王の長女は王以外の王族男性と関係が持てない」など謎のルールが多数存在する古代エジプト。隠し子、離婚、浮気、手紙の内容まで流出してしまうモラル低めの一族、ボルジア家。

――と、ツッコミどころ満載の歴史上の一族たちの共通点は、偉業を成し遂げ、私たちのよく知る歴史を作ってきたということ。

もし、当時誰かが勇気をもってツッコミを入れていたら、近親婚や浮気が減っていったかもしれませんが、同時に歴史が動かなかったかもしれません。

専制君主にきわどいツッコミを入れても、ギロチン送りにされる心配のない現代。やっと、歴史を作ってきた数多くの王家が生み出した、様々なボケにツッコめる時がやってきたのです。

人気のあるテーマをさらに深堀りし、家系図や図を加えてわかりやすく解説。チャンネルのマスコットキャラクター、みるくともなかの軽快なやり取りも健在。チャンネル視聴者の方も、この本で初めてみるくともなかを知る方も、歴史を面白おかしく追える構成です。


YouTuber

「よつばch」を運営する、世界史ゆっくり解説系YouTuber。

学生時代に家系図に興味をもったことがきっかけで世界の王家・名家の歴史に深い関心を抱くようになり、2020年に初めて解説動画をYouTubeにアップしたところ、1ヵ月で登録者数2.5万人となった。これまでにハプスブルク家、メディチ家、ロマノフ家などの動画が人気をあつめ、現在登録者数19.7万人(2023年9月)。

著者紹介

河合塾
世界史科講師

高校時代にポエニ戦争のハンニバルのアルプス越えに衝撃を受け大学でローマ史を学ぶ。大学在学中に塾講師のアルバイトをしたことで予備校講師を志す。その後、予備校講師として勤務する傍ら、大学院に進学し「歴史を学ぶ意味」や「暗記型授業」からの脱却を研究する。「受験は楽しく乗り切る」がモットーで授業中は笑い声が絶えない。また、授業内容は受験に関する知識にとどまらない深い話も多く、「受験にとどまらない世界史を学ぶことができた」との声が毎年寄せられる。

著書に『改訂版 大学入学共通テスト 世界史B予想問題集』(KADOKAWA)がある。YouTubeチャンネル「平松の世界史鉄則集」も好評。

著者紹介

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