著者紹介

見原 思郎

シャトル株式会社

代表取締役

1978年8月22日、静岡県焼津市生まれ、神奈川県横浜市育ち。
青山学院大学卒業後、インターネット系ベンチャー企業を経て、26歳で起業に挑戦し、ファッションメディアとスポーツSNSを扱う会社を設立。その後、GREEやSupershipでの新規事業立ち上げの経験や、メルカリでメルペイの立ち上げに貢献するなどの経験ののち、40歳で再び起業を決意し、シャトル株式会社を創設。「未来を担う若い世代の可能性を最大化する」をミッションに、子ども向けフィンテックサービスを展開し、親子向けプリペイドカード「シャトルペイ」の開発・提供を行っている。

書籍

親子で学ぶデジタル×マネー教育 ネコマルのデジタルおこづかいレッスン

『親子で学ぶデジタル×マネー教育 ネコマルのデジタルおこづかいレッスン』

見原 思郎

家族みんなで“デジタルマネー”の勉強を始めよう! スマホで決済、プリペイドでおこづかい―― 変わりゆく“お金のカタチ”について、親子で考えてみませんか? ITの発達により、社会のさまざまなシステムにおいてデジタル化が急速に進んでいます。特にキャッシュレス決済はここ数年で社会に浸透し、経済産業省によると2024年には決裁比率42.8%と4割を超えています。政府はこの比率を将来的に8割まで増やしていく目標を掲げており、これから社会に出ていく子どもたちはこうしたキャッシュレス化の波に必然的に巻き込まれることになります。しかし著者によると、キャッシュレス決済は現金と比べて「お金を使った実感」が希薄となるため、適切なお金の管理や運用、貯蓄の概念といった金融リテラシーを子どもに理解させることが難しいと感じる親が少なくないといいます。 おこづかいアプリとプリペイドカードを連携させるサービスを通じて、長年にわたり親子の金融リテラシーの向上を支援してきた著者によると、金融を取り巻く環境のデジタル化は「お金を使った実感が得られにくい」一方で「支払履歴の把握と振り返りのし易さ」という利点があり、金融リテラシーを高めるチャンスだといいます。 子どもはアプリなどで自分のおこづかいの使い道を振り返ることで、自ら考え、自分の価値観に合うものを選ぼうと意識が変わっていきます。さらにデジタル時代ならではの管理・運用の方法などの知識を身につけることはよりよいお金の使い方について考える手助けになります。 本書では、初めてのおこづかいをデジタルマネーで受け取った小学3年生のタケルとその家族に起こるさまざまな出来事に対する「お金の妖精ネコマル」のアドバイスを通して、正しいお金の使い方と貯め方、投資の基礎まで、デジタル時代に必要な知識を紹介します。タケルの疑問や家族の失敗から学ぶ形で、キャッシュレス決済の特性、予算管理の方法、ネットショッピングの注意点などが述べられています。 タケルとその家族がお金とどのように向き合い行動していくのか、親子で一緒に学びながらデジタル時代の金融リテラシーについて知ることができる一冊です。

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