著者紹介

角田賢明

株式会社ジャスト

代表取締役社長

1979年生まれ。2003年3月、慶應義塾大学理工学部管理工学科卒業。新卒で日本IBMに入社。IBM公共・金融セクターに配属。2006年には三菱UFJモルガン・スタンレー証券に入社。投資銀行部門に配属。2014年にオーストラリアのボンド大学大学院経営学修士号(MBA)修了。
2015年、株式会社ジャストに入社し、2018年に取締役就任、2022年6月に代表取締役社長就任。

書籍

改訂版 老朽化対策の決定版 構造物耐久性調査読本

『改訂版 老朽化対策の決定版 構造物耐久性調査読本』

角田賢明

高度経済成長期に建設された多くの構造物が築50~70年を迎え、耐用年数の限界に直面するなか、その対策は喫緊の課題となっています。特に橋梁やトンネル、官公庁施設などの社会インフラの老朽化は、我々の生活にも直結することから早急な対応が求められています。 これまでは老朽化した構造物は取り壊して建て替えるのが主流でしたが、近年は資源保護や環境問題への配慮から、既存の構造物を修繕し長く使用することが選択肢の一つとして取られることも多くなっています。 しかし、改修するか建て替えるかはコストの面で大きな差があるだけでなく、万一対応を誤った場合には重大な事故につながる可能性もあります。既存構造物の安全性を確保するためにはどのような対策をとるのがベストなのか――。著者は、その判断を下すための科学的根拠として構造物の耐久性調査が不可欠であると言います。 本書では、著者の会社での豊富な事例を基に、構造物耐久性調査の基礎知識と具体的な検査方法を分かりやすく解説しています。また、高所作業や狭小空間での点検を効率化するロボット調査や、従来の方法では検出が難しかった劣化や損傷を詳細に調べることが可能となる中性子を利用した新たな非破壊調査技術など、これからの実用化が期待されている調査技術についても詳しく紹介します。 建設会社や設計事務所、不動産開発業者など、構造物に携わるすべての人にとって、構造物耐久性調査への理解を深め、その重要性を改めて考えるきっかけとなる一冊です。

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