[連載]資産ではなく負債…借金より深刻な「負動産」相続の実態

「相続」発生時に対象となるのは、「お金」や「不動産」といったプラスの財産だけではなく、借金や未納の税金の支払い義務などの「負の遺産」も含まれます。本記事では、司法書士法人ABC代表で司法書士の椎葉基史氏の著書、『身内が亡くなってからでは遅い 「相続放棄」が分かる本』(ポプラ社)から一部を抜粋し、資産だと信じて相続した「”負”動産」に苦しめられる「不動産相続難民」と呼ばれる人々の実態にせまります。

本連載の著者紹介

ABCアライアンスグループ代表
司法書士法人ABC代表社員
株式会社アスクエスト代表取締役
NPO法人相続アドバイザー協議会・理事 司法書士

1978年、熊本県人吉市生まれ。熊本県立熊本高校を卒業後、大阪に出て20代前半までバンド活動にいそしむ。そんな日々に限界を感じていた頃、熊本の母親が連帯保証人になっていた親戚の借金を引き継いでしまい自己破産することに。その際にお世話になった司法書士に触発され、心機一転司法書士を目指す。2005年、わずか9カ月の試験勉強で合格率3%の難関を突破し、一発合格を果たす。大手司法書士法人勤務を経て、2008年、大阪市内にて、つばき司法書士事務所を開業。借金の相続問題の専門家がいない事実に気づき、2011年に同所内に「相続放棄相談センター」、2016年に「限定承認相談センター」を開設。2013年10月に法人化と同時に事務所名を「司法書士法人ABC」に改称。現在、司法書士・行政書士等からなる専門家グループ「ABCアライアンス」の代表を務める。相続の専門家として年間2000件以上(センター合計)の案件に関わるなど業界の有名人として、メディア出演も多数。

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