[連載]20代の税理士が解説する、20代に必要な『一生モノのお金の知識』

※本連載は安江一勢氏の著書『26歳の自分に受けさせたいお金の講義』(すばる舎)より一部を抜粋・再編集したものです。

本連載の著者紹介

税理士

1994年生まれ。安江一勢税理士事務所代表。株式会社Bright plus代表取締役。

京都の老舗呉服屋の4代目として生まれ、幼少期は裕福な家庭で育つ。しかし3代目の父の代で事業が傾き、多額の借金を背負う。その後呉服屋が倒産をし、生活が一変。中学2年生で父親が蒸発したことにより、両親が離婚。その際、父親の借金が1億円以上あることがわかり、母と妹の3人で夜逃げをし、母の実家へ辿り着く。母の実家がある離島へと向かう船上で「お金がないと愛も幸せも買えない」ということを感じる。突然失った日常と、別れも告げられず離れることとなった友人、家、家族など、「人生、お金がないと、どうしようもない」ということを14歳にして知る。その経験から、お金のプロになろうと志す。税理士試験の受験生時代は1日平均15時間の勉強。22歳で合格率2%と言われる難関国家資格の税理士試験に合格し、23歳で税理士登録(当時の九州最年少税理士)。平均年齢60代の税理士業界のなかで、20代の税理士は0.6%しかいない。現在は安江一勢税理士事務所を開業し、税理士として活動。税理士業だけでなく、20代向けコミュニティの主宰やお金のブログ、ラジオ、セミナーなど、若者に対するお金の発信をおこなっている。

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