[連載]最大の課題は香港との緊張関係…中国政府「ビッグベイエリア構想」

2019年2月18日、中国共産党・政府が発表した「粤港澳大湾区発展規画綱要」。広東省、香港、マカオをビッグベイエリア(大湾区)として一体的に発展させようとする計画である。ただ、そこには懸念事項もある、6月以降続いている香港の緊張した情勢だ。香港のメインランドに対する警戒感、不信感という計画が克服すべき困難な問題をどうすべきか。壮大な計画の概要とともに、中国政府が抱える課題を考察する。

本連載の著者紹介

1976年、大蔵省入省。1990年、アジア開発銀行理事代理、2000年、香港理工大学中国商業センター客員研究員。2003年、アジア開発銀行研究所総務部長、2006年以降、財務省神戸税関長、財務省財務総合政策研究所次長、財務省大臣官房政策評価審議官、2010年から大和総研常務理事等の要職を歴任。2015〜21年、香港の日本ウェルス(NWB)独立取締役。一橋大学卒。香港中文大学普通話課程修了。

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