割引、特典の利用を習慣化している人は非常に少数
お金を上手に使うために、何か良い方法はないかと考えたとき、何人かの人は「割引や特典を使う」というルールをご自身の頭で思いつくかもしれません。しかし、割引や特典をただ使うだけでは、まだ不十分です。複数で比較して、最もメリットが高いと思われるものを利用すべきです。
また実際、「割引や特典を使う」というルールを思いついても、常にそれを習慣化している人は非常に少数派です。その理由には、さまざまなことがあるでしょう。忙しくて、なかなか割引や特典を調べる気持ちにならないこともあるでしょう。また人前では「見栄を張らずに正規料金で払いたい」という心理も働くかもしれません。ですが、こういった地道なルールを守って積み重ねることこそ、お金にモテるための近道なのです。
文字を冷静に読むことで、貴重な情報が見つかることも
私自身は、旅行会社のツアー企画のパンフレットを見ることがよくあります。パンフレットには、心が躍るようなキャッチコピーとともに、よく見ると割引や特典も記載されています。感情に流されず、それらの文字を冷静に読んでいくと貴重な情報を得られることもあります(お得な情報が小さな字で書かれていることもあるので要注意です)。
たとえば「ご出発日の90日前までにご予約なら1万円を割引きます」「早得特典として、お部屋をランクアップできます」などです。
私はいつも、旅の目的や行き先がだいたい決まったら、できるだけ多くの旅行会社のパンフレットを入手します。そして必ず比較をして、どれがお得か、どのような割引があるかを調べます。まずは、各社のツアー商品の「代金」を紙に書き出します。そのあとに、「割引」「特典」を加筆するのです。すると、単純に値段を比べるだけではなく、割引も特典も一度に比較をすることができます。
私は旅好きなので、この「比較をする」という作業自体をワクワクしながらしています。そして絞り込んで、旅行費用合計額とサービス内容から最終的に決定します。これは旅行に限らず、さまざまな局面で応用がききます。ぜひ割引や特典を比較して、お金を上手に活かしていきましょう。
<ポイント>
商品やサービスは、「代金」に加えて「割引」「特典」も比較する